ザ・バーズっていうと自分はまずボブ・ディランのカバーでヒットしたMr. Tambourine Manで

ビートルズの映画「A Hard Day’s Night」を観て存在を知ったというロジャー・マッギンの12弦ってイメージくらいなんだけど、

アメリカではもっとデカい存在みたいでカントリー・ロックの始祖として認知されているらしい。

まあカントリー・ロック自体にそんなに馴染みがないのが正直なところなんでそんなには聴かないんだけどね。

ただ後からメンバー交代で加入したギタリストのクラレンス・ホワイトがカントリー/ブルーグラスでは

スーパーギタリストだったってのを最近知ってApple Musicで1971年のライブ盤を聴いたら相当上手かったね。




全曲ウマ〜って感じ。

この人は交通事故で29才で亡くなっちゃってるんだよ。

ザ・バーズ加入前も解散後もセッションギタリストで有名だったらしい。

そのクラレンス・ホワイトがザ・バーズ時代にペダル・スチールの代替として開発したのが

ストリング・ベンダーという装置。

これはエレキ・ギターの2弦(シなので英語ではB Stringと言う)をストラップピンを使ってベンドする機構なので

Bベンダーという名称で通っている。



弾きながらヘッドをクイッと上下させてストラップピンを可動させて2弦をベンドしてるんだね。



スタジオ盤ではソロ以外では使ってなかったけど1979年のネブワースのライブでは

ローリーがやってるようにクイックイッやってるね。楽しそうに。

ってか、やり過ぎじゃね?w


昔、なんかの記事でジミー・ペイジがストリング・ベンダーというものを使ってるってのを読んだんだけど

どんなものか想像もつかなかったけど今はちょっと調べるだけで簡単に詳細が知れるから便利だね。