1980年前後って自分の青春時代ど真ん中なんだけども

そのあたりの音楽に関して、最近の人はなんか偏った印象を持たれてる気がするね。

ギターやってるからヘヴィメタルの黎明期ってのは確かにそうなんだけども

当時の日本では全然マイナーなジャンルであったし、

世界的に言えばパンクも確かに全盛ではあったけど

日本ではインディーズでの活動が始まったくらいのもんだった。

どちらも5、6年も経って活性化したんだけど1980年前後だと全然だったよ。

ギターキッズはハマったけどもフュージョンが日本のヒットチャートに載るなんてこともなかったしね。

高中正義さんのブルーラグーンがかなりヒットした印象があったけどオリコン週間60位だってさ。

アルバムも年間40位っていうね。

やっぱギターやってただけで偏ってくるもんだね。

当時で言うとAORもあったか、アメリカはともかく日本においてはそんなにっていうね。


じゃあ洋楽聴いてる人たちが何聴いてたかっていうと、テクノポップやニューウェーブだね。

日本の洋楽って言うと変な話だけど英米から抽出された独自の流行りがあったと思う。

そんな人たちに刺さってたのがYMOからこっちの尖った音楽。

テクノはともかくニューウェーブなんて随分と忘れ去られているじゃないか。



いかにもデジタルチックな感じだしてるけど全部人力なんだぜ。

1979年じゃあパソコンすら存在しない。

シティポップが見直されたんだからそのうち来るかも?!