回答でちょっと踏み込んだことを書いたけど、
お約束っていうのはわりと多いんだよね。
ツーファイブといえば、知ってる人ならIIm7-V7-IM7あるいはIIm-V7-Iという進行だろうと考えるのがお約束。
IIm-Vていう進行を示したいならツーファイブと言わずにそのものを伝えた方がいい。
間違いをなくしたいなら。
厳密にして曖昧なものを排除したいならお約束のワードを使う意味はない。

なんか曖昧さを嫌う人が結構いる。

「コードですかリフですか?」→「コードリフです」
「アルペジオですかフレーズですか?」→「アルペジオフレーズです」

もう言葉遊びでしょ。
でも厳密さなんて必要なく伝わればいいだけのことは多いんだよ。

コードネームの命名規則すら怪しいもんだからね。
オンコードなんて最低音の場所を指示しちゃってんだけど
そもそもが転回形を考えない前提だったはずだよね。
パワーコードのA5って表記もオカシイよ。
基本がトライアドなんだからAomit3rdとかになるんじゃねーの?
でも結構浸透してるらしくて、
海外の女の子がなんかの曲の弾き方を教えてくれる動画をYouTubeで見てたら(キモいとか言うな)、
普通にエイフィフスなんて言ってたよ。


「ああやってこうする奏法の名前を教えてください」→「ああやってこうするだけで特に名前はありません」

なんなのコイツら?って思うようになったら、しばらくは知恵袋を閉じとくべきかもしれない。