ほとんど顔を覚えていないため非常に気まずい...
招待してくれた新婦そして新郎さんへ挨拶をすませ式に参列した。
式は無事におわったがここからが地獄の披露宴タイムがはじまった。
同じテーブルには家族と顔見知りの親戚たち。
「今いくつなんだ?」「仕事は?」「そろそろ結婚か?つぎは君の番かね」
予想していたとおりの質問ラッシュ。そして想定とおりの内容。
バイトはしていたので、一応その仕事を答えて難を凌いだ。
披露宴に来ている人たちはみんなきれいで、男女ともに輝いて見えた。
普段家とバイト先との移動しかない俺には少々刺激が強すぎたかもしれない。
久しぶりに同世代あたりのひとたちを目の当たりにしてこれが平均値なのかなぁと思ったりした。容姿や雰囲気、職業などをひっくるめて。
一方で太った体に汚らしい髪のみすぼらしい自分。
身だしなみに気を遣うという感覚を完全に失っていた。
また自己嫌悪に陥っていた。
披露宴でのテーブルでは質問される以外は会話が広がらない。
ただひたすらご飯を食べていた。
コミュ症全開だった。
そんな中で披露宴が終わった。
そのあと身内だけでパーティがあるということで、行きたくなかったが1時間くらいだからということで強制的に行くことに。
地獄はまだ続いた
少しの親族と新婦と新郎
俺は何も話すことがなかったのでひたすら近くの人の会話を聞いているふりをして、大げさな相槌をうちまくっていた。
ただ、だんだん耐えられなくなってトイレに逃げ出しては携帯アラームを設定し、電話がかかってきたふりをしてまた抜け出す。
そんなことを繰り返していた。まさか学生時代の飲み会と同じことを27歳にしてすることになろうとは...進歩のなさにまた自己嫌悪。
親は初対面の新郎の親戚と仲良く会話している。
すごいなぁと素直に思った。
昔はおとなになれば自然とコミュ力はついてくるのだろうと思っていたが、そんなことはなかった。
このままだと俺はコミュ症おじさんになると確信した。
結局3時間くらいその場にいて解散。
精神的にかなり参って、自分に嫌気が差していたので家族とは帰らずに一人で寄り道をして帰った。
いつもと同じように待ち行く人の観察をする
あの人も勝ち組 あの人も勝ち組 あの人も勝ち組
逃げてきた現実に真正面からぶつかってはじきとばされたような日だった
あまりにもダメージが大きくてその日はずっと落ち込んでいた
このときはまだ狭い世界でしか生きていられなかった