今年の僕は今までの僕とは違います。
本気で彼女を作ろうと思い動いています。
具体的にいうと同じ職場の女性を食事に誘ってみました。
僕は、28年間生きてきて母以外の女性と二人で食事をしたことがありません。
ただ、最近本当に寂しくて。断られる恐怖より寂しさが勝ったため、誘いました。
その女性とは勤務中に雑談をしたりしていたので、特にコミュニケーションで悩むところはあり
ませんでした。
勇気を振り絞ってまずはラインを聞く。
ラインを聞いたら具体的な日付を決める。
場所、お店を決める。
頭の中で計画をたてて実行しました。
結果は思いのほかスムーズにいき、食事に行くこととなりました。
女性と二人で食事に行く=デートと考えていた僕は「初デート 食事」等で検索をかけ徹底的にリサーチをしました。
何年か前にした勘違いの出来事を僕はすっかり忘れてしまっていた。
女性に決断をゆだねない、お店は男が決める、嫌いなもの等を聞いておいて何個か選択肢を与える。
そんなこんなでお店を決めて、後は過ごし方についてもリサーチをしました。
メニューはすぐにきめる、もちろん支払いは男性が、車道側を歩く等勉強しました。
そして当日、待ち合わせの駅で待っていました。
張り裂けるほどの緊張感を抱えて、30分も前についていました。
あ~これがはじめてのデートだ。
念願の。
緊張はしながらも、うきうきもしていました。
童貞は妄想が得意です、だからいつもデートの妄想だけはしていました。
正直言って自分にデートができるだなんて思ってもいませんでした。
今日で妄想ともおさらばだ。
僕は生まれ変わる。
鏡で鼻毛がでていないか何回も確認して、5分前になったので改札の前へ。
職場以外で会うのは初めてだったので印象が変わるかもしれないので、通る人すべてをよく見ていました。
3分前
(どきどき)
2分前
(どきどき)
1分前
(やばい、口から心臓が飛び出るかもしれない)
待ち合わせ時刻を迎えても女性は着ませんでした。
あ~これは。
僕が妄想してたやつを実行できる、と思いました。
「ごめ~ん待った~??」と女性が走ってくるのを笑顔で、いや今来たところだよ。
と返す。
心の広さをアピールするチャンス。
10分経つ。
(待ち合わせ場所あってるよな?)
15分経過
(電車遅れてるのかな)
20分経過
(なんかあったのかな?)
でもこない。。。
まさか。。。な。 いやなことは考えないようにしていた。
30分経過
(心配だなぁ)
40分経過
(うそだろ...)
携帯がなる。
女性からだった。
「ごめんなさい!!親が急に体調を崩してしまって、ぎりぎりまで待ってたんですけどやっぱりよくならなくて、今日はいけなくなっちゃいました。本当にごめんなさい」
「了解!!お母さん大丈夫?こっちは気にしないで、また機会があったら行こうね!連絡ありがとう お大事にね」