牛舎のプアちゃん | ティアハイムアイ

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私達は静岡県函南町を拠点とする小さな動物保護団体です。現在シェルターには犬猫約30匹が暮らし、新しい家族を待っています。一匹でも多くの動物を救うため、メンバー一同コツコツ頑張っています。

皆様、こんばんはニコニコ

 

いい天気ですね~

 

どこかへ出かけたくなりますね!

 

今年は、母に、裾野の天空のチューリップ祭りに連れて行ってね、といわれていたのに、2人とも肺炎になってしまい、とうとうチューリップは見頃を過ぎてしまったそうです。

 

残念ですチーン

 

まだ2人の体力が戻っていないので、母が犬のローズを散歩するときは、ふらふらして川に落ちないように、わたしが行くか、一緒について行くかしています。

 

わたしも大分体力が落ちているのですが、やっと気力は戻ってきつつあります。

 

季節の変わり目は、家の中でやることがたくさんあるので、晴れた日は忙しいですねデレデレ

 

こうやって動けることに、感謝しています。

 

 

さて、きのうローズを散歩しているとき、牛舎の近くを通りかかったときに、向こうからやってくる猫がいました。

 

よく見ると、それはプアちゃんでした。

 

ローズの方にも怖がらずにどんどん行って、お尻の匂いを嗅いだりしていますゲッソリ

 

ローズの方が怖がっていますあせる

 

わたしにまつわりついて、うまく歩けません滝汗

 

人懐こく、賢く、かわいく、この子には真っ先に幸せになって欲しいのですが・・・

 

この子は、道路でよく寝ています。

 

すぐに道路に出て、座ったりしています。

 

いつひかれるのかと、心配で仕方ありませんゲッソリ

 

一昨年、亡くなったうちのアリちゃんに、賢さも毛の長いところも顔も似ているので、気になってしょうがないのです。

 

でも、牛舎の子を2匹ハイムで引き取ったら、2匹とも白血病キャリアだったこともあり、この子もキャリアの可能性が高いのです。

 

うちにも、猫たちが今6匹います。

 

限界です。

 

それでも・・・、と、思ってしまうような子なのです。

 

雨が降ったりすると、この子がどうしているかと心配になります。

 

これから暑い夏が来て、病気にならないかと心配になってしまいます。

 

その前に、車にひかれないか、と心配です。

 

でも、牛舎の子たちには、気にかけてくださる方がいます。

 

いつもご飯をやりに来て、病院にも連れて行き、手術を自費でしてくださっているのです。

 

この方に、「プアちゃん、もし私が決心して連れて行ったら、寂しいでしょう?」と言うと、寂しがります。

 

とてもかわいがっているのです。

 

どこか小屋を手に入れて、牛舎の子たちを全部保護して、世話をしたいので、探してはいるのだが、余裕もないし、自分たちもいつまでもここにいるか分からないと仰っています。

 

わたしは、言いました。

 

「ここは劣悪な環境で、猫たちの回転も早く、寿命も短く、あっという間に死んでしまいますよね。猫の本当の幸せを考えたら、早くもらわれていって、幸せになるのが一番です。もしわたしが決心したら、そのときは納得していただけますか?」

 

そのときのその方の反応を見て、わたしは半分あきらめました。

 

そして、こう思いました。

 

「この子たちは、この方がお金をたくさん出しているし、この方の猫たちなんだ。わたしは勝手に手を出してはいけないんだ。」

 

わたしだって、この子たち全部を保護する余裕なんてありません。

 

白血病キャリアの可能性が高い子たちなので・・・

 

それでも1匹でも幸せにできたら・・・という自分勝手な思い方しかできないのです。

 

それも自己満足と言われればそうかもしれません。

 

わたしは、最初から、猫にかかわりたいと思ってかかわっているわけではありませんでした。

 

そこに、助けを求めている命があるから、助けてきただけなのです。

 

それでも、自分の経済状況と、家族がいる立場なので、うまく折り合わなければいけません。

 

うちは、猫に避難所を与えているというような感じなので、

 

「あんたたちは責任をもって終生面倒をみるから、でもわたしは猫かわいがりはしないから、あんたたちで勝手に幸せにやってね。」という感じなのです。

 

そんな感じなのに、なぜか猫たちはいつもわたしの周りにまとわりついてうっとりとわたしを見上げるのですが・・・滝汗

 

(キキ以外は・・・あせる

 

猫に執着はないので、猫が幸せになるならと、幸せにしてくれる人が現れれば渡すつもりでいましたが、去年も今年もそれで大失敗をして、猫たちを不幸に突き落としてしまったので、もうこの子たちはほかの家に行っても幸せにはなれないと思い、それならうちにいなさい、と、終生飼うことにしました。

 

わたしは、今まで個人的に猫も犬もたくさん保護して、里親さんを探してきましたが、感傷的になったことは一度もないです。

 

里親さんに託すということは、その子にとって危険を伴う、とても大変な作業です。

 

それを完璧にやってきたとは、わたしにはとても言えません。

 

主人に申し訳ないという思いもあり、里親さんにもらってくれるんだからと、ありがたいと、基本医療費はもらわずに渡してきたことがほとんどです。

 

それでも、個人でできることには限りがあり、あとはその子の運命にかけるのみしかありませんでした。

 

勉強不足でもありますが、わたしにしてみれば、目の前の命を救うことだけで精一杯だったのです・・・

 

 

牛舎には、仔猫が4匹産まれ、今のところ元気に育っているようです。

 

その方が、病院で検査を受けさせると仰っていました。

 

わたしも半分お金を出す、と言いましたが、「いいです。」と言われました。

 

修繕寺の住職さんが、里親を探してくれると言ってくれているそうです。

 

牛舎の子たちが、車にもひかれずに、病気にもならず、長生きしてくれることを願ってやみません。

 

それでは、また。