昔見たシリーズ。

これが僕が昔見た時の猿の惑星ラストの作品、4、5は見てなかった。
とりあえず今日は新について。



ここからは過去編。
過去と言っても猿達がいた時代からタイムスリップする形でジーラとコーネリアスとマイロという猿が人間が支配していた頃の地球に来るという設定。



















たぶんですけど新では1からの繋がりも作りつつ1の逆をやりたかったのかなと。



テイラー達3人が猿の惑星にたどり着いたように、今度は猿3人がテイラー達の時代に辿り着く。
そこで最初は猿達の様子を見ながらも歓迎ムードになっていく人類。

しかし未来の世界での猿達の人間に対する仕打ちが明らかになり…。


















これはなかなか闇が深い話ですよ。

まずはジーラ達はどうやって過去に来たかについてですが、1でテイラー達が乗ってきた宇宙船(ロケット)を湖から引き上げ、独自に改良と手直しを加えてどうやってかわからないけど打ち上げに成功しジーラ達3人は宇宙へ。

って感じなんでしょうけどジーラ達の時代ってそこまで科学が進んでいる感じがなかったのでそんな事できるんかーい!って感じでしたw



















そして時空の歪みに入ってしまい3人は過去に行ってしまう。
地球にロケットが辿り着いた時、地球の人々はテイラー達が帰還したと思い出迎えてみると出てきたのは宇宙服を着た猿達だった。


そこからはまぁ上に書いた通りです。

















突如言葉を喋る猿が現れたら、そりゃあ様子を見るでしょう。
宇宙人か?とか思うだろうけど知能があり、友好的な態度で来られれば人類も悪い気はしないだろうしまぁ受け入れるかな〜。




















作品内ではTVで大々的に取り上げられてたけど現実の征服なら隠蔽しそうだよね。













とにかくそこから少しの間人類から歓迎される3人。

しかし本人達に悪意はなくとも否定的に考える人間ももちろんいるわけで。
かくして人間は巧妙な手口で猿達の時代での人類の立ち位置を聞き出し、ジーラ達を追い詰めていくのであったー。


















って感じです。
作品が古いので映像技術も未発達な部分は多いですがそれでもめっちゃ楽しめる作品ですよ。

この作品を通して人間の、いや脳が発達してしまった生き物の性というか愚かさを全作品通して伝えてくれている。
新のラストシーンがなんとも言えない終わり方をするもんで…僕としては猿達の側に立った見方をしてしまう。

猿達にも落ち度はあるけどそれはやはり時代の流れがそうさせている所もあるし劇中のように猿達が追い詰められるのは悲しい事でした。




















せめて現代の世の中で悪くもない誰かを思い込みだけで追い詰めるような、そんな事をしないようにしたい。

猿の惑星はそういった視点でも見られるし、現代人が大切にするべき指針を指してくれているのかもしれない。






★★★★★★★☆☆☆            7.0/10



色々書いたけど、これもまた未来に繋がる一つのピースだと思うとかなりスケールでけーな。
スターウォーズ と張るスケールですよ猿の惑星。