これも昔見たシリーズ。
でもその時は途中の20分くらいを見てやめてしまっていたので今回見る事ができて良かった。



率直な感想を言えば面白かったけど気持ち悪かった。

ジャンルとしてはダークコメディになるらしく、その通りの内容。
ホラーと言うほど怖くはないけどコメディと言うほどポップではない。
















人形師として大成したい男が嫁からいい加減にしろと言われて就職。
そこで好みの女性を口説こうとするがうまくいかない。
ある時書類整理をしていて棚の後ろに書類を落としてしまい、棚をどけるとそこには小さなドアが。
恐る恐る入ってみると吸い込まれるように穴の奥に落ちてしまう。
すると一人の男性の頭の中に自分の意識だけが入ってしまい、その男の生活を体験する事に、それは俳優ジョン・マルコヴィッチの中だった。
ドアに吸い込まれて15分後、男は会社近くの河川敷に放り出される。

ドアは15分だけマルコヴィッチになれる不思議な入り口であった。

















めちゃめちゃ奇抜な発想ですよね。
冒頭で気持ち悪かったと書いたのはドアをくぐった場所が人の内臓のような感じだったのと、そこに群がる人々。

人形師の男はそのドアを金儲けに使い、最後はまぁそうだよなって流れで終わるんだけど、後味が決して良くはない。

















なぜ実在の俳優ジョン・マルコヴィッチになれるのかは謎のまま。
作中では途中からマルコヴィッチはマルコヴィッチではなくなってしまうのだけど、別に悲しい描写があるわけではないけど本物のマルコヴィッチが可哀想だったw















人形師の男役にジョン・キューザック、その妻にキャメロン・ディアス。

ジョンは色々出てるしスタンド・バイ・ミーにも出てるらしいけど全く知らなんだ。
キャメロンはもうコメディと名のつくものには大概出てんなw
演技が上手いし綺麗だから引っ張りだこだったんだろうなと。ホント引退したのがもったいない。










★★★★★★★☆☆☆          7.5/10


実際のマルコヴィッチには一切触れる事なく終わりますw