はいここに来ての邦画作品。

武田鉄矢原作・脚本のこの映画を現代っ子がどれだけ知っているのだろうか。
そもそも現代っ子ってアメブロ見るのか?



もうこのパッケージの時点で絶対面白そうじゃんw

武田鉄矢さんがしばかれてるとか他じゃもう見られないよ。







不器用すぎる男、片山刑事が赴任先での事件解決の為に頑張るってのがシリーズ通しての内容なんだけど、毎回ヒロインが出てきて結局うまくいかずに終わるというなんだか流れは寅さんに近い。


タイトルから分かる通りだいぶジャッキー映画に影響受けてるよね。
日本版ジャッキー(しかし当たり前だけどジャッキーほどは動けない)を目指したのかな?










この当時はこういう映画はありふれていたのかもしれないけど、今こそこういうまさに日本映画!みたいな映画をやるべきなんじゃないかな。
最近の話題になる映画って殆どが若者主役の話で、そうなると役者も若い人になって、そうなると演技が熟練されてないから面白味に欠けて、結果コケるって流れが定番化している気がする。


そうなるともはやその映画作る意味ある?ってなっちゃうんだよね〜。











もちろん面白い映画だってあるし若くして演技上手い人もいるので一概には言えないからあくまでも僕の最近の映画への感想ですが。
人情。そう、最近の映画には圧倒的に人情が足りないですよ。
もうそういう古いのは流行りじゃないのはわかってますけど、だからこそそういうのも必要なんじゃない?

そういう古き良きを受け継いでいる感じがするのは「探偵はBARにいる」とかかな。












この刑事物語ですが、この作品と言えばなのが武田鉄矢さんの蟷螂拳とハンガーヌンチャク!

どっちもかなり特訓したらしくてめちゃめちゃカッコいいですよ。
カッコよく戦っている最中にもギャグを忘れず、そこら辺がジャッキーイズムを感じるしねw


「ハンガー!」
「ちがーう!木のやつー!!」


これ、是非作品を見て体験して下さい。



あとね〜、エンディングの吉田拓郎さんの「唇をかみしめて」がめちゃめちゃいい曲なんですよ。
映画に合いすぎ。






★★★★★★☆☆☆☆        6.8/10





洋画と違っておじさんが主役の邦画って今や殆ど無いよね〜。
もったいねーなぁ。