稲川淳二の怖い話はウソ? | <太田・伊勢崎> ノマド整体 インタレ・スポット探索中!!

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天職 クリエイター 野本愛貴のブログに対して、コメントを書いていたら、予想外に長くなりそうなので、こちらに続きを書いておきます。

「稲川淳二の怪談話」にかんしての野本さんのブログに対する、わたしのコメント↓

「わたしも稲川さんの怪談話は、話芸だと思います。
まさに、落語の怪談ものですよね。

先の方の批判の通り、本当の話かと言えば、そうではなく、人から聞いた怪談話などの怖い要素を集めて、純度を高めているそうです。
だから、めっぽう怖い。
わかっていても怖い、って、これって芸術ですよ。

稲川さんは、心の広さ、豊かさを、みんなに持ってもらいたいために、怪談話を続けているそうです。

落語や怪談など、荒唐無稽な話を聞けるのは、特に大人にいたっては、心が広く、豊かでないと、到底無理でしょう。

稲川さんは、大人には、怪談話を聞いて、「馬鹿だなぁ」って笑えるくらいの心の広さ、豊かさを求めている、というようなことをテレビで言ってました。

それを聞いて、わたしは、稲川さんも、彼の怪談話も、ちょっと違った目で見えるようになりました。

表面的にやっているのは「怪談話」ですけど、その裏には、みんなの人間味を豊かにしたいという稲川さんの思いがあるんですよね。」

(続き…)

これって、ものすごく高度なことでもありますよね。
本来、Aを広めたいために、方法論的にBを用いる。
稲川さんの場合は、A(世間に人情味を広める)ために、B(怪談話)をする、ということです。

どうしても、人間って、AのためにはAをしがちです。
特に、わたしのような、“まっつぐ”な人間にはえへへ…

「肉を売るな、シズルを売れ」というような感じが、遠からずといったものでしょうか。
※肉を売るためには、肉ではなく、肉がジュージューといい音を立てて焼けている時のニオイ=シズルを出すのが大切だ、というビジネス格言です。
これは、スパーなどの試食販売で、おなじみでしょう。


逆にいえば、企業などは、表面的にはBだけど、じつはAの狙いがある、という可能性もあるということです。
これは、フェイスブックなどがわかりやすいですね。
表面的には、B(交流サイト)ですが、フェイスブックとしてはA(個人情報を集めて、広告で稼ぐサイト)ということになります。

人間的には、裏表のない人がいい人なのでしょうが、企業としては、良い意味での裏表があった方が、いいのかもしれませんねいいね