かなりシビアな状態が続いていましたが、やっとエネルギーが軽くなりましたね♡

しかし、それでも「なかなか軽快には進まない」「進んでいないことはないけど、停滞しているような気がする」「マンネリ化に飽き飽きしてきた!」という感覚の人が多いのでは?と思うので、今日も私の感覚を書いておこうと思います。

 

今後どうしていくかのイメージはついているし、ヤル気はあるのに、いざ動こうとしても何だか身体が重かったり、昔の感覚を引きずったり、或いは物理的な障害が出て来たりしていませんか?

 

停滞する・停滞を感じるということは、即ち、あなたのためになっていない、断ち切るべき存在があるということです。

 

それが何であるかを探りましょう。

あなたの足を引っ張っているもの、道を塞いでいるもの、そういった障害はどこから来ているのでしょうか。

 

まず、あなたが今、過去の感覚・サイクルに入り浸っていないかを確認してみましょう。

念のために前提を書きますが、人間の学び方とは、AIと何ら変わりません。デフォルトとして遺伝子などのプログラムが存在し、生きる上での情報は事前に組み込まれています。その上で、日々を過ごしていく中で上手くいくこと・そうでないこと、安全・危険なこと等に関する感情記憶サバイバル上の条件として物事や事象にワイヤリング(網羅)させていきます。

つまり、自分の中にある、「私はこうだ」「自分はいつもこうするんだ」「こういう時はこうだ」「こういう人はこうだ」といったシステムの情報は、(一部の所謂超能力者を除いて)過去の何らかの経験がベースであるということが言えます。

 

このように、私達は、過去の経験から得た知識を元に、自分の中でルールを作り上げます効率化のためです。

しかし、その問題点は、そのルールが万全なものではないということです。そのため、私達は環境や状況に応じた学び気付きを与えられることでルールを更新していきます。

 

ところが、私達の心身というのはハイテクであるが故に、一度の選択で覚えたことであれ、繰り返して刷り込んだことであれ、自分の中でのルールが自動運転(=潜在意識下での処理)に落とし込まれると、それを前提として日々を生き続けます。生産的な意味がそこになくても、続けてしまいます。当初は意図的に取り入れた選択にも、私達は気付けば服従する毎日を送ってしまうということです。

ルールという言葉はそもそも、規則・規定という意味で日本語に取り入られていますが、その単語は支配するという意味も持っています。ルールとは、そういうニュアンスのものなのです。

 

では、そこから抜け出すにはどうしたら良いでしょうか。

自分が受け身になっていないか、何か・誰かに自分の選択を委ねていないか依存していないかに気付くことが鍵となります。自分の人生を自分以外の存在にどれほど任せていたかを確認するのです。

或いは、反対に、自分がどれほど強制的に自分以外の存在をコントロールしようとして来たかを確認するのも同様に重要です。

これらによって、自分がどれほど自分自身の人生に責任を持って来たかという、自分の責任の範囲を確認することが出来ます。委ね過ぎでも、欲張り過ぎでもない、正しい自分の責任の範囲です。

自分の責任の範囲を正しく把握することは、自分の人生の主導権を正しく取り戻す作業です。

 

この作業を行うと、他者との境界線を確認することにも繋がります。

自分にどこまで責任があるのかがハッキリすれば、どれほど自他が互いの人生に介入すべきか・関わるべきかなどが連動してハッキリするからです。

それによって、対人関係が見直せます。

 

そのようにして、今までのと化していたサイクル関係断ち切って本来の目的に回帰し主導権を取り戻すと、自然と今までになかった道が出来ます。

新たな道の誕生を許可しましょう。いつもとは違う選択が、いつもとは違った新たな連鎖を生み、新たな選択肢を生みます。

 

その第一歩として、上手く行くこととそうでないことの見切りを付けましょう。あなたの力ではどうにもならないことや他に方法がないことを無理矢理押し通そうとしても、あなたが疲れるばかりで、違う結果(=望む結果)は生まれません。

手を尽くしたのに・結果が分かり切っているのに諦め切れない場合に、理想と現実の間で迷いや苦しみ、不安が生じ、停滞やマンネリ化として表れます。

 

そこで、客観的に状況を捉えましょう。同じ方法で何度も同じことを繰り返して、同じ結果を嘆いていませんか? 方法考え方状況の「受け止め方を変えてみましょう。

また、あなたが望む結果というのが、欲望エゴでははないか、考えてみましょう。欲望やエゴの根底には、不安承認欲求などがあります。そういった気持ちがあるからこそ、諦めきれない程の必要以上な執着心が出て来るのです。不安だからこそ、そして、手に入れないといけない状況だと決めてかかるからこそ、望む結果執着してしまうのです。物事を見切る際には、あなたが望んでいることの根底にあるものは何であるかも同時に考えてみましょう。

 

何より押さえてもらいたいポイントは、私達の気が重い時、状況や先行きが見えない時、物事が上手く進まない時というのは決まって、自分自身のことがわからない時であることです。周りのことがわからないのではないのです。

自分はどこに向かっているのか、現状は自分のためになっているのか、自分にはどこまで現状を動かす力があるのか、自分はどのくらいの責任を負うのか、自分の選択にはどれほどの価値があるのか・・・。自分自身と向き合い、理解し、そういったことがクリアになれば、人は留まることを知りません。

 

一言で言うと、自分のサバイバル能力疑い恐れた時に、私達は停滞してしまうのです。野生の世界では健全な身の守り方でしょうが、先進国における現代社会では逆効果ですね。

そこで、日々のルーチンに無意識に従ったり、心の底では自分自身で行いたいと思っているような選択や仕事を必要以上に人任せ・成り行き任せにするのをやめましょう。また、自分のことであれ、自分以外のことであれ、こだわり過ぎるのはやめましょう。自分の責任の範囲を確認することで、あなたはあなたのパワーを取り戻すことが出来ます。

 

特に、ゆとり世代の私を含む就職氷河期以降の皆さんにとっては、責任を恐れる人が多いように思います。私達の世代はアルバイトや派遣社員の全盛期の時代であり、派遣切りも一般的な時代です。ニートも多くの人が経験するものです。なので、そういった社会の背景を考えれば、責任を避ける習性はごく自然なことです。責任を持って働いても報われない経験ばかり重ねてしまう世の中だったので、「責任なんてバカバカしい、寧ろ無駄に時間と労力を奪うものだ」「責任とは、自由を阻害するものだ」と感じるのも自然なのです。

 

しかし、冷静に考えてみれば、責任は無駄に重くて、面倒なものだと感じてしまうのは、一種の洗脳・思い込みだと思いませんか。

自分が得意なこと夢中になれることを突き進み、それに責任を持つことで対価を得て、自分の功績だとして社会的な立場信頼も得られたら、どんなに自信喜びを得るでしょう。任せられている責務が自分の「お陰」で達成するのですから、気持ちの良いものでしょう。きっと更なる発展の可能性も感じることでしょう。

 

ですので、人が恐れるのは、責任ではなく、やりたくないこと・自分の能力が発揮出来ないこと・報われないこと・自信のないことに縛られることなのだと考えられます。責任の問題ではなく、その対象である内容の問題であり、サバイバルへの不安だということです。

そういったわけで、自分自身への理解を深めることが重要であるのです。

 

停滞するのは、全ての道が閉ざされるという意味ではありません。あなたの存在に問題があるわけでもありません。今回説明して来た通り、単純にあなたが自分のサバイバル能力に不信を抱き、自らの力を投げ出し、受け身になって、人任せ・成り行き任せになっているだけですから。神様ご先祖様といった見えない世界と共に生きることへの認識は重要ですが、見えない世界が全てを動かせるわけではありません。あなたはあなたの役割をこの世で果たす必要があります。肉体を持ったあなたがこの物質世界で行動をすることがあなたの務めです。

反対に、見えない世界を見限り、この世が全てだと思って人間至上主義に陥るのもまた、事実に反していることから、あなたの足かせとなりますので、気を付けましょう。人生や物事の前提を正しく把握しましょう。

 

その上で、あなたが自由であることを思い出しましょう。

過去がどうであろうと、人が何と言おうと、仕組みは刷新して良いのです。進んだ道が行き止まりであれば、別の方法や別のを探せば良いのです。それを繰り返しながら、学びや気付きを増やし、それを糧に我が道を切り拓いていくのが人生であると私は思っています。旅をするのも進化・拡大するのも楽しいものです。

 

焦る必要はありません。便利な世の中で、物事の展開は早いものですが、他者のペースに飲まれないように気を付けましょう。誘惑に負けたり誤摩化したりすることもないようにしましょう。自分自身と向き合いながら歩んでいきましょう。慎重・着実に物事を進めていきましょう。

 

今年は2019年で、来年はもう2020年ですね。2010年からの10年のサイクルがあと丸3ヶ月強で終了するということです。この10年、どういうイメージで、どんなことに取り組んできましたか?

今の時期には、前にも書きましたが、先見性をもって、今年の春から学んで来たことを振り返りつつ、次の10年のテーマをイメージしていきましょう。これからのあなたの人生のテーマは、あなた自身が自由に感じ取って、決めて良いのです。

あなたの人生は、あなた次第です^ ^

 

それでは、今日は、この辺で。