自分のメンタル問題が改善されて、自分自身とそのパワーを取り戻しているヨーコは、直感が冴えている今日この頃です。

そんな私が言いたくて仕方ないことを今回は書き留めておこうと思います(笑)。

唐突ですが、今はアイデンティティを更新するエネルギーが凄いですね!
自分が誰であり、何に向かって、どういうアプローチで何をするか、そういったことを考えさせられる時期にあるのだと、先月末の新月辺りから自他を見て感じています。(とある海外の占いのプロは、今年1月に考えていたアイデンティティが実現する時期とも言っていました。)


同時に、癒しのエネルギーも感じます。

でも、この癒しというのは、私達が日頃想像するようなリラックスした状態そのものではなくて、本来デフォルトであるはずのリラック状態になるのを阻んでいるもの気付き手放し浄化させるという工程の話です。

ですので、恐らくつらい想いをしている人達も多いのではと思います。

過去のことを思い出しては過去の感覚に浸る人、未来を想像しては不安になって、或いは浮かれて現実に生きていない人は、まず自分がその段階に置かれていることにすら気付かないのかもしれませんが。

 

日頃から親しくさせて頂いている、霊能者の春日見咲先生(←怪しい方ではございません、古来からの日本の伝統や神道そのものを大事にされる方です)と最近ちょくちょくお話する機会がありましたが、あれは先月のお盆頃だったか、「本物の能力を持つ人と見せかけでしかない人との差がハッキリ出てくるようになるよ」との趣旨のお話をされていました。その時はいまいち意味や感覚がわかりませんでしたが、私にはそれがつかめてきました・・・!

 

解釈には色々とあるのではと思いますが、私の解釈(私版)を説明させて頂きたいと思います。

 

まず、大きな構図を見てみると、生物学者のブルース・リプトン博士も著書で言っておられたと思いますが、人類においては、スピリチャル科学のバランスが自転車のハンドルを右左とバランスを取る時のように、スピリチャルの方に大きく振れたかと思えば科学の方に大きく振れ、そのまま科学で行くのかと思えばスピリチャルの方に振れます。

その発想を前提に違う見方をすれば、世界では、東洋の文化が発展していると思っていたら、西洋の文化が発展してメジャーになり、また近年は東洋の文化が主流として広まって来ています。そういう流行りです。

或いは、テレビや新聞ばかりを見ていると、大きくクローズアップされるノイジーマイノリティの声で判断がしづらいかもしれませんが、サイレントマジョリティーを冷静に見ていると、太古では男女で協力して生活していたところ、次第に男性の権力や戦術が強くなり、その後はその影響・反動でフェミニズムが盛んになって女性至上主義のようになり、今度はそれでは上手く行かなくなったので、また男らしい男も良いじゃないかと男女での協調の方向性へ向かっている印象があります。

 

また、細かい話をすれば、自己啓発の流行りも面白いもので、その昔は神や自然を信じてありがたく過ごしていたかと思いきや、技術や経済の発展に伴って「ハッスル」する、つまり、苦しい時でもやり抜く力が行動原則の基本中の基本となりました。

しかし、それをやり過ぎて疲れたのか、全体としてはここ数年、無理に動かそうとしない方向性になって来ているのがうかがえます。自分の能力を的確に把握し、役割分担やターゲットを絞ったりすることで無理をすることや過剰な負荷を止め、ありのままの自分を受け入れることを前提としている流行があるように感じます。これも、協調を取り戻していると言えるのかもしれませんが。

 

見えない世界を信じては欲が出て来て色々と物事を変え、上手く行ったら人間が全てを支配していると勘違いしてのさばり、疲れたり上手く行かなくなると見えない世界を信じてすがる・・・。

人類全体を見渡すと、そのような全体像があるような気がしています。

 

それで、実生活にその発想を落とし込むと、昔は実力社会役割分担で成り立っていたものが、平等だの、雇用の機会だの言って、皆が同じような生活と能力を身に付ける社会になりました。それで救われる人も多くいるのでしょう。水準の底上げはお陰で叶ったはずです。

しかし、私が日頃目にするのは、出来もしないのに立場ばかりが立派な人実態は能力が伴っていないのにマーケティングが上手で商売だけは出来てしまう人、そんな社会で苦しむ本当は力があるのに発揮出来ない人、というような状況です。悪循環社会と言えます。出来ないのに演じ続けるのも、出来るのに発揮出来ないのも、双方苦しい話です。

 

ただし、今のエネルギーの流れを見るに、これも上に述べた色々な力学と同じで、パフォーマンスや見かけ倒しばかりでやって来た人も、逆に実力があっても発揮出来ないままでいる人も、この悪循環に「疲れた」「うんざり」な状況になり、その鬱憤が爆発する瞬間にあるように思います。ある種の吹っ切れです。

 

鬱憤と言うと、言葉がキツいのかもしれませんが、鬱憤の爆発というのは、凄まじいエネルギーです。

このエネルギーを過去にとらわれて復讐に使うと、とんでもないことになるでしょう。

しかし、このエネルギーを未来や自分自身に向けたら、行きたい所へどこまでも飛んで行ける時にあるように感じます。本来の自分が生きたいように生きられるチャンスです。

 

私の近況を見てもらうと、イメージしやすいと思うので共有します。

私個人としては、ずっと他人の生き方や考え方、働き方ばかり見ていました。それと自分を比べる習慣がありました。ですが、そもそも、自分より能力の無い人達を見ていたことに気が付きました。能力のレベルの違いの実態がやっと客観的に見えるようになりました。実際、政治分野で今や有名な先生にも、アメリカの有名なジャーナリストにも、私は自分のことを「過小評価している」「どうして自信を持たないのか」とよく言われたものです。
そんなことを思い出しながら、「他人のことは良いから、自分のやっていることに自信を持って、アウトプットしてみたらどうだろうか」「自分のことにマイペースに集中してみたらどうだろうか」「自分の見ている世界観を表現・共有したらどうだろうか」、そんなことをこの夏は漠然と思っていました。

 

そして、先月8月の私のエネルギーは不思議なもので、幸か不幸か、「嫌なことは全く出来ない」状態になりました。今思い返せば、自分ではない自分を演じ続けることに、本当に心底疲れて、「もうこれ以上は無理!」という状況だったのだと思います。今、そうタイプしたら目に涙が溢れて来る程で、相当つらかったようです(苦笑)。

具体的には、私の場合は自営業で、自分が頑張らないと、収入は減ることはあっても増えることはありません。常にプレッシャーがあります。それで、動画を作らなければと頭では思っているのに、全くインスピレーションもやる気も出ないというか、そういうことを考え出すと何故か思考停止になってしまう一ヶ月でした。そういうわけで、1人での動画が日本語でも英語でも全く出せませんでした。

ですが、主人との動画だけは楽に出来ました。私が考えなくて良いからです(笑)。なんせ、愛する主人と会話するだけの動画ですから。そのシリーズでは、主人に任せるのが私の仕事です。

私があれこれ考えることに疲れた、そのことによって、自然と主人との動画シリーズ「夫婦時事解説」が私達夫婦の習慣となり、様々な方に認識され、軌道に乗り、私達の親しい友人が運営している「選報日本」という媒体ともそのシリーズでコラボするようになりました。認知度が上がって来ており、夫婦共々喜んでいるところです。

 

そうしているうちに、先月末、乙女座の私に乙女座の新月が訪れました。その時は、ちょうどJ-CPACという東京で行われた2日間のイベントに参加させて頂いている時でした。

不思議なことに、一ヶ月間、無理だと思うことを行わずに体力や意識を温存していたこともあってか、私はこんなに役に立つのかと思う程、自然に国境を越えて多々のご縁を繋ぐことに貢献することが出来ました。ご縁を繋げば、繋いでいる同志は非常に能力の高い、トップレベルの方々ですから、即座に化学反応が起きて物事が進んでいきました。新しい枠組みや連携の仕組みが出来上がりました。

 

私がやったことというのは、しかしながら、単純にコミュニケーションです。作業は、普通の人にしてみたらもしかしたら細かくて面倒な作業ばかりかもしれませんが、主に関係者にメッセージを沢山しました。得意の英語を活かして、引き合わせる人達の背景、信念、今の状況、これから彼等がしようとしていること、スケジュール、そういったことをまるで情報機関の人間にでもなった気分で、ある種の報告のように素早く送る作業をしました。頭を使いながらも自分でわかっていることを伝えるというのは楽ですし、私の作業が量と質の割に早いことを自負して、楽しみながら行いました。

そうすると、想定以上に物事がスムーズに進み、関係者とは仲良くなり、あるジャーナリストには黒幕扱いされる程でした(笑)。みんながそれぞれの役割や能力を発揮したのです。私は私の立場を全うしたのみです。そんな単純なことがこんなに充実した気分にさせてくれるのかと、大きな学びを得ました。

等身大の自分で良い、自分は人が求める物を今十分持っている」、「協調することでそれがもっとレベルアップする」、そんな学びでした。

 

同志を信頼し、同じ目的に向かってそれぞれが自分の役割を全うしながら協調をする、即ち、「和の精神」の下に行動をすれば、私達は想定以上の展開を生み出すことが出来ると希望が抱けました。

 

興味深いのは、嫌なことは全く出来ない反面、好きなことは全く苦労がなく思う存分行える点です。

私はこんなに人が言っていることや自分の考えをまとめるのが得意だったっけ?こんなに早く携帯上でもタイピング出来たっけ?こういう作業をやると昔は疲れていなかったっけ?私ってこんなに何が必要で何がそうでないかの判断が出来るタイプだったっけ?と自分で疑問に思った程でした。

客観的に考えてみれば、嫌なことが出来なくなったお陰で、それに関わる情報や思考も頭の中からなくなり、デフラグを行ったようなもので、自分が求めることを母体として頭が働いているから、好循環で高速回転しているのかもしれません。

 

お陰様で、英語動画も、変に色々と考えずにとにかくやってみることが出来るようになり、復活しました。これなら続けていけるというスタイルを自分の中で確立した気分でいます。自分を卑下することなく、受け入れたからでしょう。

 

プライベートの生活でも、まだあったかとビックリするのですが、過去からの清算が幾つか出来ました。自分がどこで苦しんでいるのか、その苦しみは辿っていくとどこから起因しているのかを探ると、浄化出来ます。そうして、滞りが解けると、自分の中で戦う相手が消え、リラックス出来ます。

そうした過程を経ている私は今、生きていく上で課題は多いですが、不安や焦りはほぼ無い状態に近いです。ゆっくり、どっしり、構えられています。

そういう意味では、発想の転換が色んな意味で行えていると言えるのでしょう。

そもそも、自分にとっての幸せが何であるかを再確認出来たのかもしれません。

 

そして、これは、周りを見渡すと私だけではないようですし、占いなんかでもこの流れを色んなサイキック達が話しています。落ち着いた人達が増えれば、世の中も好循環に入り、安寧と繁栄が訪れそうですね。

 

とにかく、本来の自分に回帰することが何よりの鍵です。自分のアイデンティティを、無駄に考えず、飾らず、そのまま受け止め、表に出してあげましょう。あなたがどういう人であれ、あなたという存在を思う存分表現し全うしたら、それはもはや芸術であり、社会貢献であり、皆が喜びます!

 

好循環を踏まえながら、自分が誰であり、何に向かって、どういうアプローチで何をするかを考えると、特に今は見えない世界が応援してくれますよ!