世の多くの方々にとって冬休みの時期ですね。

忘年会シーズンを迎えて社交や飲み食いに明け暮れたり、これまでの疲れがどっと出てどんよりしていたり、或いは接客業などで世の動きに関わらずお仕事をされて多忙な方々、慌てて年賀状の準備や大掃除を頑張っている方々も多いのではと思います。

また、新しい年を迎えるにあたっての心構えや目標を考え中の方々もいらっしゃると思います。

そこで、本投稿では、そんな皆さんの「心の曇り」を晴らすことについてお話したいと思います。

 

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私達は、日々、習慣に則って何気ない選択を重ねながら生活をしています。

目標を意識して、努力をしている人達もいます。

いずれであれ、自分を見失ったり、パッとしなくなったり、目標がハッキリしなくなったり、決断出来なくなったりする時というのが人間であれば出て来るものです。

 

そういった「心の曇り」状態になる時、私達には何が起きているのでしょうか。

 

それは、「ミッション(使命)の忘却」です。

 

地球に人間として生まれた私達には、誰にでも人生の「ミッション」があります。つまり、「生」を受けた理由があります。

その存在を知りもしない人、知ってもどうでも良い人・わからない人、ミッションを意識している人、受け止め方は様々ですし、あなたの自由です。

 

ですが、今、目の前の状況が雲をつかむような状況であれば、それはミッションを思い出すべき時が来ていることを示しています。何故なら、今あなたが「混乱状態」にあるからです。

どう混乱しているのかと言うと、行動の目的の混同です。本来あなたはミッションに基づいて生き方を設定し、その上で日々の生活の仕方を決めているものです。ミッションの上で日々の生活があるはずが、日々の生活の方法をあれこれ考えるうちに、生活がミッションであると順位を混同してしまっている状態にあるのです。

そして、それは、あなたが日々の生活を真摯に受け止め、真面目に生きている証拠であり、恥じることではなく、寧ろ誇りに思うべきことです^^

 

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では、どうやってこの心の曇りを晴らせば良いのでしょうか。

ミッションを知っている人は、思い出せば良いだけですが、そもそも自分のミッションを知らない、あなた!一緒に考えてみましょう。

 

私のオススメ方法は「One word(ワン・ワード)」です。

これは171万人登録者のいるYouTubeチャンネルを運営するエバン・カーマイケル氏が提唱しているものであり、彼の発信著書のテーマです。

彼が教えていることは、大成功を遂げている起業家やスポーツ選手を含む専門家等には必ず、各々の核となる価値観を象徴するようなモットーを表す「ワン・ワード」が存在するという点です。

そして、私はそれこそが人々の「ミッション」の象徴語であると考えています。

 

私に毎月カウンセリングしながら、人生のコーチングをしてくれているライフ・コーチのリリー・マー氏は実はエバン氏のYouTubeチャンネルと関わっている方で、彼のチャンネルに自身のシリーズも持っています。

今年2018年6月下旬に行った最初のセッションで、彼女は生き方やあり方を見失っていた私のワン・ワードを見つけるガイダンスを行ってくれました。その日から、私の人生はあれよあれよと向かうべき方向へ向かって、心身共に大転換を迎えたのです。

 

具体的に彼女が何をしたのかと言うと、こういう質問です。

皆さんも紙とペン等メモ出来る環境を用意して、自分に置き換えて考えてみて下さい。

質問:

①あなたが好きな音楽は何?3人(組)アーティストを挙げてみて。そのアーティスト達はあなたをどういう気持ちにしてくれる?どういう理由で好きなの?

②あなたが好きな映画は何?3つ挙げてみて。その映画はあなたをどういう気持ちにしてくれる?どういう理由で好きなの?

③あなたが好きなYouTubeチャンネルは何?3つ挙げてみて。そのチャンネルは、あなたをどういう気持ちにしてくれる?どういう理由で好きなの?

④あなたが好きな本は何?3冊挙げてみて。その本はあなたをどういう気持ちにしてくれる?どういう理由で好きなの?

⑤あなたが好きな有名人は誰?3人挙げてみて。その人達はあなたをどういう気持ちにしてくれる?どういう理由で好きなの?

 

なかなか大変な作業かもしれませんが、出来る範囲で答えてみて下さい。

終わったら、次は、①〜⑤で出た回答の「共通点」を探します。

その共通点こそが、キーワードであり、あなたのワン・ワードです。

 

他にも見つけ方はあるかと思いますが、作業の意味は、「自分の価値観の軸」「いつも判断基準の背景にある観念」を見つけることです。それが出来る作業を心掛けてみて下さい。

 

一つ加えるなら、これは日本で「生き甲斐」と呼ばれるものでしょう。あなたの心を揺り動かす、感動させるものは何ですか?感動するのは、あなたがそこに重きを置いているからです。自分の属するあり方だと知っているからです。気持ちの他に、身体が鳥肌や高揚感といった感覚で教えてくれることが多いです。

見つけるポイントは、「人との繋がり」です。自分自身をどうこうする、自分自身がどうなりたいというよりは、家族や社会に対して「自分がどんな役割を果たしていくか」と言う点です。ですから、ミッション(使命)なのです。

 

私は、全ての項目の好きな理由に「オープン・マインドにしてくれるから」というのがありました。ジャッジ(決め付け)したりすることなく、決められた価値観だけにこだわらず、世界や心が広がる、無限の感覚です。

オープン・マインドは2語を1語にした状態ですが、一単語として、それ以後私のモットーになっています。

キッチンやパソコンに「Openmind」と書いた付箋を貼っており、毎日自分にリマインドしています。

 

面白いことに、私が不快な気持ちがする時、私のワン・ワードに立ち返ると、「あぁ、私は今自分のモットーに反する考え方をしていたんだ!」と毎度気が付くのです。

私達は、本当は、自分がどう生きたいか、どうありたいかを知っているのですね。それを無視したり、自分自身の「意志」を無視したりするから、不快な気分になるのです。自分自身に「反抗」しているのですから。

また、そういう状態で前に進んだらもっと苦しくなると潜在意識的に(心で)知っているため、幾ら健在意識(頭)でその方向に進もうとしても、苦しくなるからもうそれ以上行くなと心が防御のためにあなたをストップさせ、八方ふさがりになってしまうのです。

 

※思考、決め付け、分析、疑念がミッション(使命)を曇らせる

 

ワン・ワードでミッション(使命)が見つかったら、更にそれが何を意味するのかを考えると、自分の形成したいレルム(分野・国)が見えてきます。

私の場合は、ありとあらゆる思想や仕組みの縛りから自他をオープン・マインドにすることをミッションとしています。

そして、それはつまり、「解放」という行動です。

私の主人は、我が国の国益のためにも少数民族を中国共産党政権の人権弾圧から「解放」することに日々邁進しています。私達夫婦は、解放レルムを築いていると言えるのです。人々を解放する役割にあるのです。

 

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大きな人生の航海図を見た時に、そもそも自分はどこに向かっているのかを意識すれば、どこで行き詰まっているのかが見えてきます。

そうしているうちに、自分の出来ること、出来ないことが見えて来るかもしれません。でも、そこで自分はダメだ、足りないと自分を責めるようなことはしないで下さい。何故なら、物事はあなた一人で進めるようには出来ていないからです。

私達には、自分と同じソウルグループ(魂の種族)がいます。その仲間を集めて、能力を出し合って、物事を切り拓いていくように出来ているのです。あなた一人で完結するのではなく、あなたは言わばパズルのピースの一つであり、みんなで一つを成すのです。そうして形成されたレルム(分野・国)同士が結合されて、私達は一つに組み合わさり(ワンネス)、力を発揮するのです。

 

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ミッションを意識して生きていても、同じような苦しさが繰り返されることが出て来るかもしれません。学んで成長しても、また過去のような感覚が戻って来るようなことです。

そうなったら、下記のいずれかを思い出して下さい。

①これは自分のミッションのために必要な学びや教訓を与えてくれる試練である

②これは自分が学びを習得したかを確認するためのテストである(同じような引き金があっても、過去のサイクルには戻らないことを自他に示す)

 

もしくは、自発的に学びを事前に固めることも可能です。

自分で自分の成長を確認したい時は、例えば過去に読んだ本をもう一度読んでみて下さい。思い出のある場所に行ってみて下さい。懐かしい友達に会ってみて下さい。あなたが成長していれば、同じ物を目の前にしても、きっと過去とは違うことを思い浮かべます。自分がもうそこにはいないことを実感するはずです。

 

私達人間は、思考能力の発達具合から他の動物とは一線を画しているわけですが、思考の内容というのは、「連想」です。私達の思考回路は、連想が連想を呼びます。ですので、何を意識し、何を連想するかが人生を分けますし、逆に自分が日々何を連想するかが、自分の心の居場所を教えてくれます。

 

悩む時には、まず、悩む必要の無いことを手放して下さいね♡

 

では、今回はこの辺で。