新しいギター
季節がいよいよ移り変わりました
秋ですねぇ…芸術の秋、食欲の秋…
先日シルク内の友人から電話がかかってきました
この友人、直接会って二人でラーメンを食べにいったりした仲で
話が合った最大の話題は楽器でした。
その友人が新しいギターを買ったそうです
楽器というとやっぱりそう安い物ではありません
そのうえ一生使えるかというと…
やっぱりメンテナンスとかの失敗でどうにもならなくなったりします
楽器=音を出す物 という簡単な枠で見るだけならいいんでしょうが
自分の楽器=自分の好きな音が出る物 となると簡単ではありません
湿気や熱も大敵だし私のベースのように特殊な仕様の物を使っていると
いざ壊れた…となると同じ仕様の物を手に入れるのが困難な物もあります
ホントに小さい部分…たとえば内部の電池がなくなったとか弦が錆びたとか
簡単に取替えのできる物ならともかく
ネックが反ったとか回路が働かなくなったとかいうともう大変
自分である程度知識を得て修理に挑戦するか
全く右も左もわからないまま楽器屋に預けて修理してもらうか…
いくら楽器の造詣を深めてみても熟練した経験の上に培われた技術は
おいそれとは手に入りません
ロボットのように、パーツを新しい物に取り替えてみても
失われた音は戻ってきません
失った信用や、失った命や…そして失った時間のように
消えてしまった物は二度手に入れるのは難しい
ここまで書いて昔よく聞いていた曲 を思い出しました
願わくは大切に…
楽器の値段に左右されないプレイヤーになって欲しいものです

