厄日 | ☆

厄日

こんばんは…randomaizeです(ノω・、)


厄日、そもそもの発端は朝、携帯電話を部屋に忘れるところから始まります


いつも私は部屋の鍵と車の鍵を同じキーホルダーにつけていて

携帯を忘れた時点で車のキーを抜いて部屋に向かう所でした


寒いので作業ズボンだけでは心元ないと下にスウェットのズボン

車の暖気も兼ねようと部屋の鍵だけはずして部屋に入ったわけですよ

すぐに携帯も見つかりました。部屋に鍵をかけてその鍵をポケットへ

そのまま車で出勤して車のキーもポケットへ


一度会社に集合して何事もなく現場に到着しました

今回の現場は前に働いていた焼却場

焼却炉の壁が落ちたというので修理に向かったわけです


前にも書いた事があると思いますが

焼却炉の壁は「キャスター」と呼ばれる保温性能の高い材質でできています

先週末の時点で私たちが修理に向かう事はわかっていたわけですよ


なのに


なぜ当日の朝まで焼却しているのか…(;-ω-)


もちろん中の灰は出してありました

天井の修理ですからね、床面もちゃんと


☆-ローリング ←ローリング・タワーが

組まれてあって準備は万端に思えました


何回も言いますがキャスターって保温材なんです

ちょっと前まで200度とか300度とかあった焼却炉の中はサウナ状態

火を消して、灰を出した所でキャスターは熱いんですよ


その上ローリングタワーを灰出してすぐに組み立てたらしくて


ローリングタワー自体が

すでに焼けてエライ温度に(;-ω-)


暖かい空気ってのは上に行きますよね?

そして私たちが修理するのは天井なわけですよ


天井付近の気温は温度計の壊れたサウナ状態

上着の金属製のボタンに触っただけで火傷しそうな状態


迂闊に身動きもできない状態でさらに補強材の溶接


ええ、全身火傷だらけになりました

高熱のキャスターが上空から砕けて落ちてくるわけだから

安全な場所なんてないですよ(;-ω-)


袖の周りも、首の周りも小さい火傷だらけ

ヘルメットしてたから頭皮は無事でしたが

5分作業しては降りて行って水分補給の繰り返し


作業が遅々として進まないままお昼


食事の前に汗まみれのズボンを脱ぎました

下はスウェットだしどうせ男ばかりの現場

なんならパンツといわず全部脱いだろか?って勢いですよ


勢いよくズボン脱いだら

下から出てきたのは

スウェットではなく作業ズボン


はて?(´Д`;)


作業着を着て会社へ…

会社で作業ズボン履いた????(´Д`;)????

あるいは…朝の私が寝ぼけていたのかもしれません

寝ぼけてたんでしょうかね…(;-ω-)


暑い筈ですよ…スウェット含めて合計4枚履いてたわけだから(;-ω-)

で当たり前のように作業着を脱いで午後から作業続行


高温の中だといるだけで体力を消耗します

さらに型枠を作って固定して…キャスターを練る頃には皆無口になってました


皆全身に小さい火傷だらけ

呼吸しようにも熱風を吸い込むわけだから話すのも苦しい状況


それでも依頼主のご要望通り

一日でキャスターを流し込む所まで終わりました



極度の疲労状態で1時間半かかって会社へ

その時点で夜の7時を回っていたと思います


作業着から車のキーを抜いてエンジン始動、

着替えて帰宅しようと出発するも極度の疲労から睡魔に襲われ

途中のコンビニで仮眠をとらないと運転もままならない始末


コンビニに車をいれて2時間ぐらい寝てそれから出発して

次はどこまでと目標を決めて運転。片道1時間半ですからね、結構な距離です


自宅に着いたのは10時前ぐらいだったと思います

駐車場から部屋まで戻るのも辛いのでそこでも30分ぐらい休憩


そして部屋に着いたわけですが鍵がない

そこで初めて


朝、部屋の鍵を

車のキーから外した事を

思い出しました

   ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル



ねぇ…動けない上に部屋にも入れないわけですよ?

どうします?車でまた1時間半かけて会社に取りにもどります?


ネットカフェも考えました、でもこの体力じゃ

多分シルクが立ち上がる前に寝てしまうのが目に見えている


仕方ないので車に逆戻り、また車内で仮眠して起きたのが4時

それから会社に出発して会社でまた仮眠


なんだろ…睡眠も断片的だったからかもしれませんが


昨日と一昨日が

あわせて一日

だった気がします…(;-ω-)


今日はね…

もうこれほど自分の部屋がいい部屋だったかかみ締めてますよ(;-ω-)


やっと横になって眠れます…


幸せです(ノω・、)