7th AVE                                    崎谷健次郎 | ☆

7th AVE                                    崎谷健次郎

凍った摩天楼に霧が深まる

もうすぐ午前零時

今日を過去にすりかえて

行き交う人は誰も 明日に急かされているよう


名前も国も捨てた

通り過ぎてゆく

様々な色がもつれて車のライトに浮かぶ影

ため息をつきながら 夜を見上げて佇む


踊り疲れた一日は過ぎてゆくけれど

毎日同じ時を刻んで

振り返ってもいつも一人 ジグソパズルのよう

割れた記憶が散らばっている



摩天楼



うかれた金曜日は Party抜け出して

生まれたばかりの恋人が闇の中に消えてゆく

行き交う人は誰も乾いた視線なげかける


張り詰められた線の上を歩くような街で

孤独を埋める相手探して

誰かの腕に抱かれても追いかけられてる

何か見えない不安に怯えて