根無し草
振られてよかったと思いはじめました
私の場合長男という事も手伝って関東に永住する気がない分、
自分にとって楽な方に転がっていっていたのかもしれません。
実家を継ぐという事を自分なりに重く受け止めているにも関わらず
「保険をかけている」という人間もいました。
今までの人生に対して言われたこの言葉をもし本当に目の前で言われていたら
相手を殺しているかもしれません。それほど逆上しました
自分の親以外で尊敬できる年上の人間がいない私にとっては
殺意に変わるのに十分な言葉だったわけです
怒りが体を走り回って眠れない日が何日か続きましたがようやく落ち着きました
戻る場所がなく、そしてこれから先不安定な未来を見る
そういう人達にしてみればそう写るのかもしれません
継ぐのが嫌なら辞めてしまえばいい
こう言われた所で私は長男という立場を破棄する気もないし
破棄する事が「勇気」とか「自分の人生」とも思いません
ただ
自分を創る事、自分を飾る事、自分を律する事も、
最終的には田舎に戻るからという理由で今まで考えなかった事がある事もまた事実
付き合った期間はどうあれ彼女という存在がいる事によって
安心している部分があったんだと思います
最終的には結婚して農家を継ぎ田舎で生活する
今はまだ自分の代ではないからという逃げ道を作って
関東に居座っているだけなのかもしれません
考えてみれば2度目の上京をして1年目にできた彼女から
前回の失恋まで一人一人の期間はともかく彼女がいなかった期間は少なかったと思います。
誰もいなくなって自分を見つめた時
この関東で暮らして何を得たかを考えた時
そして農家を継ぐまでの間にこれからやらなくてはならない事を考えた時
18で上京した時や2度目の上京をした時の気持ちがまた戻ってきました。
全てなくなったから出来る事だってある