生きてきた事
仕事に追われて喫煙所に逃げて
ふと自分の腕や手を見てみた
指先の爪は昔から落ち着かなくなると自分で削り取ってしまう。
だからいつも深爪
昔は平らだった手の甲、中指の軟骨ももう元通り
そして火傷の跡がたくさん
ホント不注意で煙草の火をよく手の上に落とす
前なんて車に乗って外に手を出そうとしたら
開いてると思ってた窓が開いてなくて煙草をぶつけて手の上に落とした
溶接の仕事をしていた時の傷もたくさんある
小さい頃テンコにくっついてる蜂に気付かず刺された痕
産廃業で一斗缶を投げ損ねて肉まで傷が達し
指紋までずれてしまった痕
本当に小さい頃、姉が七夕の短冊を切っている真下に手をやって
布切り挟みでバッサリ切られて指紋がずれた痕
弦楽器を弾き続け硬くなった指先の皮
ドラムを叩いていた当時は右人差し指の親指側も厚くなってた
ビタミン不足で年中ささくれだってる爪の根元
自分でつけた傷、不注意でついた傷、そして事故でついた傷
長年のキーパンチで脳と直結してしまった指先
電気屋で配達、重い物を毎日運んで付いた握力
先日の旅行で焼けた肌
手相の本をみてもどれがどの線やらわからない手の平
手の器用さや傷
この分生きてきたんだと思う。
そしてこれからも生きていくんだと思う
