3Dアニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を見ました。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

3Dアニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を見ました。

 夏はこれからだというのに熱すぎる。6月にエアコン解禁を余儀なくされるわ、散歩すると服が汗でベチョベチョになるわで引き続き沸々と怒りをつのらせている米原です。

 

 

 今回は、『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編である、

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を見て来ました。

 

 

1年半程前に1作目のブログ書いてたり。短い感想ですけれど。

 

 既に来年には3作目『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』公開が決定しているので、今作は3部作中の2作目という立ち位置です。

 

 この『スパイダーバースシリーズ』は物語がどう完結するか見届けないと感想は書けないかなぁ~と最初思っていたのですが、「これはこれで好き!」と思ったのでパッションのまま書いてしまおうと思います。はい。

 

 映画の3部作構成って、「人気出たから続き作るか!」てなって、「伏線バラ撒いて完結はしない繋ぎの2作目が一番ダレるし面白さがイマイチになりやすい」というイメージが私の中で強かった。

 

 で、今回は前作の比じゃない大量のスパイダーマンが出てくるし、主人公マイルスの物語は3作目まで持ち越されるしで、どうやってまとめるのか興味があったのですが、やぁ~この2作目のまとめ方めっちゃ上手かったなぁ~!と感心しました。

 

 導入の時点から、「今作はスパイダーウーマンのグウェンに焦点を当てた物語だよ」と提示して、「マイルスの物語は次回作まで続くが、グウェンの物語としてはちゃんと一段落する」構成にしたのが上手かったなぁ~と。分かりやすいスタートとゴールがあると迷わない。

 前作と次作への繋ぎや、伏線や並行世界の解説を丁寧にしつつも、中だるみ感なく最後まで見れたのがすごく良い塩梅でした。

 

 あと続編としての前作からの繋ぎも丁寧だった。1作として終わっても良いけど、人気出たら続けられる&繋げられる要素を多く広くとっていたことが生きてるのかなぁ、と。匠の技が光る。

 

 冷静に思い返してみると、このシリーズもマリオと同じバグ技を使ってるなと思いました。

 

 「みなさんご存じスパイダーマン!クモに噛まれてスーパーパワーを手に入れてベンおじさんが死んだので悪と戦う!普段はカメラマン!ヒロインはMJ!メイおばさんと暮らしてるよ!」くらい知ってれば見れちゃうの、改めて考えるととんでもないな~と笑ってしまった。原作やブランドの面白さや知名度の力もすごい。

 

 映像は前作からさらにスケールアップしてて最高だったし、3作目に対する期待感や盛り上げ方も上手かったので来年の公開が待ち遠しいです。

 

 スパイダーマンシリーズにあまり詳しくない私でも気軽に楽しく見れるエンタメ作品なので、来年3作目が公開したタイミングでも良いので見てくれる人が増えると良いな~と思う。

 

 3部作の完成度によっては名作になるだろうな、というか多分この感じだと名作なんでしょう、という安定感もすごかった。というか1作目も2作目も好きなので3作目がどうなっても多分好きですね。…余程の地雷を踏みぬかない限りは。こればかりは好みと運に左右されるけど、多分、大丈夫なんじゃない。かな?うん。

 

 今月は予想以上に熱い日が多くて散歩も捗らなかった…今年も半分終わってこれから夏本番だけれど、体調に気を付けて来月も生き残りたいと思います。それではまた次回。

 

noz