街×ARアート | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

街×ARアート

須々木です。

 

 

 

昨年はじめて開催された「ミナトノアート」が今年も開催されました。

 

横浜駅から関内、山手など横浜都心臨海部を広くカバーするアート系イベントです。

 

去年も多少様子を見に行きましたが、その時点では単発イベントなのかと思っていました。

 

でも、今年も開催されたところを見ると、引き続き開催していくということなのでしょうか。

 

しかも、今年は昨年より“主催プログラム”が大幅に強化されていて、充実度大幅上昇でした。

 

アイデアを出して新しいことをやってみようという感じが出ていて今後にも期待です。

 

 

 

 

さて、そんな今年の「ミナトノアート」の中でも特徴的だったのが「ミナトノARアートフェスティバル」です。

 

サイトに書いてあることを引用すると――

 

アジア最大規模のソーシャルARアートフェスティバル。スマホをかざすと街なかに突如あらわれるAR(拡張現実)の巨大アート。港町横浜の街並みに最新のデジタルアートが融合。横浜の街と街、ミナトノアート2022の各会場をデジタルで繋ぎます。

 

フェスティバルと言っても、特定の日に集まってワーッと盛り上がるやつではありません。

 

主に横浜駅周辺エリアに点在するARアートを各自が好きに楽しむというものです。

 

もちろんARを活用したアプリはたくさんありますし、ARを活用したアート作品も文化庁メディア芸術祭などで見てきています。

 

ただ、普通の街中を周遊しながらARアートを鑑賞するという体験ははじめて。

 

どんなものなのかいまいち想像できないままとりあえず回ってみましたが、これがなかなか興味深いものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれも現場でInstagramを通して見ているものですが、バリエーションも豊富で「なるほど、こういうパターンもあるのか」という感じです。

 

もともと「街中などオープンな空間×アート作品」というタイプは好きなので、今回のARアートもかなり楽しめました。

 

特にARアートの場合、普通の生活を営むリアルな場に、ARアートのレイヤーが重なる様が新感覚で良いです。

 

今のところまだまだ新分野という感じがあるので、今後急成長していく気がします。

 

来年も同じタイプのイベントをやるのかは分かりませんが、みなとみらいなど中心にパブリックアートも多く配置する横浜で、このようなARアートの祭典は好相性と感じます。

 

今回は、現場に「リアルなもの」を新たに設置しているわけではありませんが、例えば、現場に実物としての作品(作品の断片)があって、さらにARアートを組み合わせ真の姿を楽しめる・・・みたいな派生形もあるかもしれません。

 

アイデア次第で、本当にいろいろなことができそうだなと感じました。

 

というわけで、発展&継続を期待です。

 

 

 

sho