アニメ「電脳コイル」全26話を見ました。
新年はじめてのブログです。明けましたおめでとうございます。1月ももう後半ですが!今年もあと11ヶ月と少し。怖い。急がないとあっという間に来年だと震える米原です。
最近インプットした作品でアニメ「電脳コイル」が面白かったなぁ~ということで簡単に感想を。
磯光雄監督の新作「地球外少年少女」が放映&配信されるということで、同じ監督作品「電脳コイル」も色んな所で配信されていたのでこれを機に全26話を見て来ました。放送当時も結構話題になっていた印象があるのですが、15年間ネタバレ踏まずにすんでいたので新鮮な気持ちで楽しむことができました。
15年前の作品ですが、「一般家庭の子どもたちにメガネ型のARが普及している前提の近未来モノ」で、世界観が現代にかなり近くに感じたので理解しやすかったのはありがたい。AR技術や作品内の専門用語や固有名詞も最初から結構容赦なくバンバン出してくるので最初の数話は話が掴みづらかったのですが、どういう流れと雰囲気で話が進んでいくのかが掴めたら楽しく見ることができました。全体的に作品としてすごく安定していたという印象。「NHKアニメだっけ?」と調べてみたらNHKでしたね。はい。最初は世界観やARの存在に意識を持っていかれるけど、物語はじわじわ面白く怖く続きが気になる感じになっていく雰囲気が癖になりましたね。全26話で内容も見やすくもじっくり描かれていたのでかなり満足感がありました。個人的に所々気になる点もあったものの良作だったと思います。VRではなくARを選んだ理由も興味深かったですし、子どもが見る前提のエンタメ性を優先して構成されているのも肌が合う理由かなとも思いました。
でも動物モノの要素は問答無用で泣くからダメ。卑怯。これは感想じゃなくて個人的な愚痴だけど、動物は人の物語を彩ったり人間に教訓を与えたり成長させる為に生きてるわけじゃないー!と思いつつ、動物を「物語」に組み込もうとするとどうしても教訓めいたものになってしまうジレンマに勝手に苦しんでいる。シナリオやプロットを考えてる時とかに「冷蔵庫の女」的概念に苦しむ的な…。自分の中の思考と解釈が一致しない苦しみというか…。ンゴゴゴゴ。
とりあえず、「地球外少年少女」のHPも覗いてみたのですが、令和&子ども版「11人いる!」といった雰囲気を感じるので見るのが楽しみです。でもコロナの所為で劇場に行けるかは微妙だな…マトリックスもまだ見れてないのに…。コロナ滅せよ。それではまた次回。
noz