夏だし熱いしホラー映画見ようぜ!
今年は蒸し暑いどころか7月なのに既に焼き殺されそうなくらい熱い日本の夏がやってきました。ということでホラー映画見ようぜ!ということで借りて見てみました。
夏にホラー映画見始めたのは実は去年から。今年で2回目です。その時も感想書けばよかったですね!ホラー映画は特別好きというわけではなく、創作だとわかるものは見れるけど普通に怖がりです。夏休みの旧作100円キャンペーンがなければあまり見る機会がないので、ホラー見るなら夏しかない!て感じで借りてます。はい。まぁ、夏休み旧作100円キャンペーンがまだ始まってなかったので普通のレンタル料金払うことになり現在かなりブルーなんですが。
去年の夏に「サイレントヒル」の1作目と2作目、「テキサス・チェーンソー」「エスター」と見ました。どれも普通に面白かったと思います。でも私は基本なんでも「面白い」って言うのであまり参考にはなりませんとだけ先に言っときます!
ファンタジー要素、スプラッタ系、生きてる人間が怖い系、ゾンビ系や悪魔系はそれなりに見てきてるので、幽霊系でなにか無いかな~と思って探してきました。探したと言っても下調べをしたわけではなく、レンタル屋でパッケージとにらめっこしながら独断と偏見で一生懸命チョイスしてきたってだけなので、これらはちゃんと幽霊系なのか?と心配しつつ帰宅。
①パラノーマル・アクティビティ(2007年
公開当時話題になった記憶がある低予算ホラー映画。ビデオに録画した記録を編集したていで映像と話が進んで行く。怪奇現象に悩まされるカップルが原因を突き止める為に始終をカメラに記録するという物語。フィクションを元に作られる“ドキュメンタリー風”の表現方法のことを「モキュメンタリー」て言うらしいですね。ちょっと響き可愛いじゃないか。すごいよ!マサルさんのめそ思い出した(モキュ
ビデオと撮影用の一軒家があれば作れる。発想と工夫で作品は作れる!派手な演出はほぼなしで、録画映像ということで綺麗過ぎない解像度の映像にリアリティがあってそこが良かったですねぇ。現在の機材だとめっちゃ映像やCGが綺麗に作れる分、映像綺麗だなぁ~て所に意識がいってしまいあまり怖さに集中できない事があるんですが、これは「続きどうなるのかな~?」て感じで見れました。じわじわ怖い、ぞわっとする雰囲気は日本のホラー映画に近いモノを感じました。淡々と録画映像が進んで行きますが初見は普通にドキドキしました。ど派手な脅かしはないのでホラーがダメな人でも見やすいかなぁ~と思います。
でもなんかこう、海外ではやっぱり「幽霊」と同じくらい「悪魔」が身近ということもあってか、今回の相手も悪魔っぽいです。幽霊は霊能力者、悪魔は悪魔祓いて感じで分野が違うってのは言われてみれば確かに!てなりました。日本で言う妖怪みたいな。でも日本人の私から見てもそれ悪魔相手にやっちゃあかん奴じゃん?!てこと結構やってたのでそこだけはちょっと違和感があったかなぁと。煽るな煽るな。ホラー映画の登場人物はみんな迂闊。(迂闊じゃないと事が起きないからシカタナイネ。
それにしてもなんで2で日本に来ちゃったんだよ。それだけでなんかもうめっちゃ面白いやん。笑わせないで欲しい。今はホラー映画感想回なんだよぉ。
②グレイヴ・エンカウンターズ(2011年
続きましてこちらもモキュメンタリーで撮られたメタフィクション作品。超常現象番組のスタッフが廃墟の精神科病院を訪れて閉じ込められるという物語。
こちらも「実話っぽい雰囲気」を醸し出す為にカメラに収められた映像を編集したという名目で話が進みます。こちらも映像の解像度がキレイ過ぎず暗視スコープ映像も多いので普通に怖い。でも意外とド派手な脅かしは(身構えてた割には)控え目な印象で、ぞくっとくる怖さとバランスが良いと感じました。というか、今回は幽霊が怖いというよりは、恐怖で追い詰められて衰弱していくスタッフの様子がリアルでつられてこちらも怖くなるって感じの作品でした。敵が一気に殺しに来る!スプラッタブシャー!というのではなく、じわじわ精神攻撃を受けてる感じが逆にいやらしくて中々えげつない。カッコイイ音楽が流れてカッコイイアクションがはじまるわけではないので、こんなん実際起こったら怖すぎ~!て思った。
こちらも多分悪魔要素だったのかな?そんな雰囲気を匂わせるシーンはあった。それにしてもここの霊たちはやれることが多く多彩な印象でした。各自特技を生かしつつ割となんでもできる。君たちすごいなそれどうやってやったん。ホラー映画として普通に怖かったと思うし続きが気になったので結構あっという間だった気がします。
なんかこう、設定や映像見た感じ、「これホラーゲームにしたら普通に面白いのでは?」てなりました。ホラーゲームってプレイヤー視点でモキュメンタリー風に進んで行くのが多いし、自分で操作しなきゃいけないのが怖いからこの作品と相性が良い気がしました。
あと、グレイブエンカウンターズ2も借りて見てみました!2を借りてくる為にブログ更新を少し引き延ばしたんですが、やぁ~、2は見なくて良いですね!はい!監督は1の評価気にしすぎたんじゃないかと思います!はい!気になった人だけ見てください。
③シャイニング(1980年
こちらは生きてる人間が怖い系かなと思ったんですが、コラ画像しか見たことがなかったので今回ちゃんと見ようと思い借りて来ました。小説家一家が冬の間は閉鎖されるホテルの管理を任され、雪で閉じ込められたホテルで冬を過ごすというお話し。有名な作品で私でもタイトルは知っていましたが、今まであらすじすらまったく知らずに今まで来たってある意味すごいなぁと。
もう30年以上昔の映画ですが、予想してたよりもずっと静かで美しい世界観と映像というか、映画としても面白い作品だったなぁという印象でした。広大な敷地のホテルは内装も庭も背景の山もすごく綺麗でですがそれが逆に怖い。役者の演技もどんどんすごくなっていってじわじわぞわぞわする怖さでした。シンプルだけどカメラワークが怖い。シンプルだけどBGMも怖い。
しかし、この作品も意外と超常現象(霊や悪魔)系でしたね!ホテルにヤバイのがいた!て感じで。でも、物語の運び方や演出で内容に引き込まれて行ったので時間もあっという間に感じました。原作の小説とはかなり異なる内容になってるみたいですが、限られた時間で見せる映画としては面白かったと思います。
超常現象も起こるけど、依存や暴力といった「一般家庭内の恐怖」もテーマになってたので、「恐怖」の種類が比較的身近なものに感じました。他のホラーでは実は珍しかったりするのかな?今まであまりこういうタイプのホラーは見た事なかったかも。しっかり怖いけど気分や胸糞が悪くなる感じが無いのでスッキリ見れました。
ホラー映画は不気味さ、気味悪さ、理解できない現象に立ち会ってしまった、見てしまった、という恐怖があればいいと私は思ってます。ので、ホラー映画に関して言えば、
説明や解説はそこまで必要性を感じてないです。媒体が漫画や小説となってくると話は違って来ますけど!上映時間2時間で怖がらせなきゃいけないってなったら横に置いといて良いかなと。
てな感じで合計4本のホラー映画を鑑賞しました。この中では「シャイニング」が1番面白いなぁ~と感じました。さすが有名なだけありますな。
なんというか、ホラー映画感想を書いといて恐縮なんですが、ホラー映画って感想記事を読むと急に見る気が失せませんか???ホラー映画って出落ち、ていうとちょっと違いますが、「初見」が命じゃないですか。ホラーは怖がってビックリしてなんぼなのに、ストーリーのネタバレや「怖くなかった」「いまいち」系の感想読んでから見ると、いざ見るってなった時に全然気持ちが盛り上がらないんですよ!折角ホラー見るならちゃんと怖がりたいのです。なので、無駄に時間かけてパッケージでにらめっこしてます。
見ている時はハラハラドキドキとホラー映画をちゃんと楽しめてるんですが、いざ「感想書かなきゃ」っとなった時に冷静になってしまうというか、批評っぽい内容になってしまうのがなんとも…。そういう意味では「ホラー映画」と「感想記事」て相性があまり良くないなぁとこの記事を書いていて思いました。
3回目は…あるのか…なぁ?近所のゲオはホラー映画少ないのもネックなんですよねぇ。「蝋人形の館」もタイトルしか知らなかったので借りてみようか悩んだのですが、パッケージ裏の謳い文句が確か「エロティックホラー」だんですよ。そんなん読んじゃったら無駄にエロティックのことで頭がいっぱいになっちゃうじゃないか。ホラーに集中させてくれよ。まぁなぜかエロとホラーはセットな所ある(らしい)ので今更なんでいいんですけど!夏休み割引はじまったらまた検討したいと思います。
後、デッドプールも借りて見たら面白かったのでデッドプール2を劇場で見て来ちゃいました。それからアメコミ映画を調べたり借りたりしちゃってました。ホラー映画見ようぜ!と思って借りはじめたのに、途中で最初の目的からずれてしまった1週間でした。でも映画って楽しいね。それではまた。
noz