ワールドカップGLを終えての総括など
須々木です。
このブログは、創作サークル「Random Walk」のメンバーが、各々好き勝手書き散らかすブログです。
「創作に関係することしか書いちゃダメ!」とか「サークルに関係ないことは書いちゃダメ!」とかいう縛りはないので、例によって遠慮なくサッカーネタ書かせていただきます。
ワールドカップ期間中は許してください。。
さて、今月13日に開幕したブラジル大会も2週間が経過し、日程的にはほぼ折り返し地点に到達しました。
グループリーグの全日程を終え、ベスト16も出そろったということで、総括的にぐだぐだ書いていきたいと思います。
▼日本代表について
本田選手の言葉を借りますが、「無念」です。
「無念」という言葉が本当にしっくりくる感じです。
戦力的に今回の日本代表が歴代最強だったというのは、個人的にその通りだと思いますし、チームとしての魅力もあわせて、結果を出してほしいと多くの人が願っていたことと思います。
選手も含め理解していることですが、結局は結果が残らなければ評価されにくい世界。
何を言っても、結果がなければポジティブな印象を抱けない厳しい世界。
だからこそ、「期待する」というよりは、「願う」ような気持ちで多くの人が応援していたのだと思います。
「頼むから、このチームは素晴らしいチームだったと言わせてくれ」と。
ただ、短期決戦であるワールドカップでは、ほんのちょっとのボタンの掛け違いがすべてを変えてしまったりするわけです。
歴代監督の中でも、4年間で辞任の声がほとんど高まらなかったのは、今回が初めてです。
みんな、今回のチームの〈コンセプト〉であり〈歩み〉に一定の理解を示し、期待感を抱いていた。
もちろん、「世界はそこまで甘くない」というのは百も承知で、結果が出ない可能性をまったく考えなかった人はいなかったでしょう。
僕もそうでしたが、「3勝の可能性もゼロではないが、3敗の可能性も十分ある」というのが率直な所だったはず。
それでも、自分たちが信じたサッカーを世界に披露したかった、披露して欲しかったという気持ちが、「無念」というもの。
とは言うものの、歴史は続くので、ポジティブシンキングです。
この「無念」というやつは、次につなげるために必要不可欠なもの。
優れた国は、過去の「無念」(時にはそれを超える「悲劇」までも)を力に転嫁してきました。
その意味で、日本は世界に近づくために極めて重要なアイテムをその手に掴んだのかもしれません。
ワールドカップに出場することが偉大な業績だと褒め称えられる時代から、本戦のトーナメントを勝ち進むイメージについて語り合える時代になったことは、驚異的な進化ですが、この歩みをさらに進めてほしいと願わずにはいられません。
▼4年間のザック体制について
アルベルト・ザッケローニ監督の日本代表辞任が発表されました。
本大会の采配については、正直なところ批判的な意見が噴出するのも無理はないと思いますが、4年間を見渡せば、彼の貢献は非常に大きかったと思います。
個人的に一番評価したいと思う点は、「〈日本サッカーの日本化〉という方針をより明確に推進したこと」です。
そもそも、日本サッカーにおける〈日本の日本化〉を唱えたのは、ドイツ大会後に就任したイビチャ・オシム元日本代表監督です。
それまでの日本は、欧州や南米のサッカー先進国の「真似」しか考えていませんでした。
自分たちはすべての点でかなわないから、すべてを学ぼうと。
そこに一石を投じたのがオシムさんです。
「学ぶべきところは多くあるが、自分たちがそもそも持っている長所もあるんだ。それを生かしなさい」と。
不幸にもオシムさんは志半ばで健康を害し、代表監督を辞任して岡田前監督に引き継がれるわけですが、岡田さんも独自のフィロソフィーを持ちつつ、「日本の日本化」の路線を踏襲します。
しかし、南アフリカ大会では、リアリストとして本大会で大胆に方針を転換しました。
この判断は間違いなく正しかったと思いますが、日本の野望(=「日本サッカーの日本化」)は次代に託されたわけです。
そうして発足したのが、ザックジャパンです。
オシムさんのときからすでに言われていた日本人の特徴、「規律」や「俊敏性」は、南アフリカ大会においては、そのほぼすべてを守備に注がれ結果を出しましたが、ザッケローニはこれを攻撃に注ぐ方針を打ち出します。
ここまで書くとなんとなくわかると思いますが、この8年はかなりスムーズにつながっているわけです。
それまでは、監督交代のたびに日本サッカーは一度更地にされ、新たに土台からつくるという作業が繰り返されました。
これは、日本サッカー界の未熟さというのももちろん大きな原因だったと思いますが、特に海外から招聘した監督の姿勢も大きい気がします。
過去の外国人監督の基本姿勢は、程度の違いこそあれ、「サッカー後進国の日本に世界の優れたサッカーというものを教えてやろう」というものであったと思います。
日本人の特徴というものはあまり考慮されず、身体的特徴の大きく異なるサッカー先進国のサッカーをそのまま導入しようとしてきました。
ある意味で、日本サッカーを否定してスタートするのが恒例でした。
しかし、ザッケローニは、まず日本サッカーを肯定してスタートしました。
この「肯定」が過去に類を見ないものであり、断絶を避けた継続的な強化につながったと思います。
その点で、ザッケローニの最初の功績は、この「肯定」の部分だと思うわけです。
その後も、最終的には残念な結果に終わりましたが、実際に「日本の攻撃的なサッカー」はある程度その姿を見せることになりました。
ポスト・ザッケローニを考える上では、より専門的な分析と明確なビジョンが必要となりますが、ここは日本サッカー協会を信じて待ちたいと思います。
関係者の発言を見る限り、「結果が出なかったから全否定」とはならないと思うので、ぶれずに、それでいて時代に即したレベルアップを目指してほしいと思います。
▼グループリーグを終えて
日本に限りませんが、今大会のアジアの惨憺たる状況は嘆かわしい限りで。。
いい加減、アジアサッカー連盟(AFC)は低レベルな争いをせずに、地域のレベルアップに対して本気になってほしいものです。
と言いつつ、正直AFCに期待することなど何もないのですが……。
個人的には、アジアとオセアニアを統合したうえで東西分離してくれると良いのですが。
さてここで、以前のエントリーで予想したやつの答え合わせでも。。
【グループA(ブラジル、クロアチア、メキシコ、カメルーン)】
予想 → 1位:ブラジル 2位:メキシコ
正解 → 1位:ブラジル 2位:メキシコ 完全一致!!
【グループB(スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア)】
予想 → 1位:スペイン 2位:チリ
正解 → 1位:オランダ 2位:チリ 半分一致!
【グループC(コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本)】
予想 → 1位:コロンビア 2位:日本
正解 → 1位:コロンビア 2位:ギリシャ 半分一致 orz
【グループD(ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア)】
予想 → 1位:ウルグアイ 2位:イタリア
正解 → 1位:コスタリカ 2位:ウルグアイ むーん
【グループE(スイス、エクアドル、フランス、ホンジュラス)】
予想 → 1位:フランス 2位:エクアドル
正解 → 1位:フランス 2位:スイス 半分一致!
【グループF(アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア)】
予想 → 1位:アルゼンチン 2位:ナイジェリア
正解 → 1位:アルゼンチン 2位:ナイジェリア 完全一致!!
【グループG(ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ)】
予想 → 1位:ドイツ 2位:ガーナ
正解 → 1位:ドイツ 2位:アメリカ 半分一致!
【グループH(ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国)】
予想 → 1位:ベルギー 2位:ロシア
正解 → 1位:ベルギー 2位:アルジェリア 半分一致!
以下、トーナメント表を見た雑感。
・ブラジル、チリ、コロンビア、ウルグアイが同じブロックにいて、コパアメリカみたいなことになっていますね。。
・ブラジルは案外安定感がない気がするので、優勝するかどうか微妙な気がしてきました。
・ウルグアイは、スアレスがまた噛みついたようで、覆らなければ今大会追放ですね。
・コロンビアはいっそのこと優勝しちゃって欲しい。
・グループリーグを見る限り、オランダ、フランスの攻撃力はえげつない。
・ただ、オランダは驚異の守備力を見せたメキシコとトーナメント一回戦で、個人的に注目です。
・メキシコGKがブラジル戦みたいな異次元の反射神経を見せたら、もしかすると……。
・ドイツは順当に行って、フランスとの決戦に注目。
・躍進のコスタリカと奇跡のギリシャはコスタリカ有利か。
・もしも、メキシコがオランダを破ると、中米対決のメキシコvsコスタリカが実現するかも。
・ベルギーはよくわからないが、グループリーグ最終戦の温存が効いてくるか。
・個人的な予想では、ベスト8は、ブラジル、コロンビア、フランス、ドイツ、オランダ、コスタリカ、アルゼンチン、ベルギー。
・ところで、ポゼションサッカーの凋落と3バック(もしくは5バック)の成功が目を引く大会ですね。新しいトレンドができ始めている気がします。ある意味、ザックがやろうとしていた「3-4-3」の断念はターニングポイントだったのかも。
PS.
サッカーネタばかり書いていますが、同時にいろいろ作業も進めています。。
サイトリニュは、来月から段階的に行うつもりで進めています。
sho
このブログは、創作サークル「Random Walk」のメンバーが、各々好き勝手書き散らかすブログです。
「創作に関係することしか書いちゃダメ!」とか「サークルに関係ないことは書いちゃダメ!」とかいう縛りはないので、例によって遠慮なくサッカーネタ書かせていただきます。
ワールドカップ期間中は許してください。。
さて、今月13日に開幕したブラジル大会も2週間が経過し、日程的にはほぼ折り返し地点に到達しました。
グループリーグの全日程を終え、ベスト16も出そろったということで、総括的にぐだぐだ書いていきたいと思います。
▼日本代表について
本田選手の言葉を借りますが、「無念」です。
「無念」という言葉が本当にしっくりくる感じです。
戦力的に今回の日本代表が歴代最強だったというのは、個人的にその通りだと思いますし、チームとしての魅力もあわせて、結果を出してほしいと多くの人が願っていたことと思います。
選手も含め理解していることですが、結局は結果が残らなければ評価されにくい世界。
何を言っても、結果がなければポジティブな印象を抱けない厳しい世界。
だからこそ、「期待する」というよりは、「願う」ような気持ちで多くの人が応援していたのだと思います。
「頼むから、このチームは素晴らしいチームだったと言わせてくれ」と。
ただ、短期決戦であるワールドカップでは、ほんのちょっとのボタンの掛け違いがすべてを変えてしまったりするわけです。
歴代監督の中でも、4年間で辞任の声がほとんど高まらなかったのは、今回が初めてです。
みんな、今回のチームの〈コンセプト〉であり〈歩み〉に一定の理解を示し、期待感を抱いていた。
もちろん、「世界はそこまで甘くない」というのは百も承知で、結果が出ない可能性をまったく考えなかった人はいなかったでしょう。
僕もそうでしたが、「3勝の可能性もゼロではないが、3敗の可能性も十分ある」というのが率直な所だったはず。
それでも、自分たちが信じたサッカーを世界に披露したかった、披露して欲しかったという気持ちが、「無念」というもの。
とは言うものの、歴史は続くので、ポジティブシンキングです。
この「無念」というやつは、次につなげるために必要不可欠なもの。
優れた国は、過去の「無念」(時にはそれを超える「悲劇」までも)を力に転嫁してきました。
その意味で、日本は世界に近づくために極めて重要なアイテムをその手に掴んだのかもしれません。
ワールドカップに出場することが偉大な業績だと褒め称えられる時代から、本戦のトーナメントを勝ち進むイメージについて語り合える時代になったことは、驚異的な進化ですが、この歩みをさらに進めてほしいと願わずにはいられません。
▼4年間のザック体制について
アルベルト・ザッケローニ監督の日本代表辞任が発表されました。
本大会の采配については、正直なところ批判的な意見が噴出するのも無理はないと思いますが、4年間を見渡せば、彼の貢献は非常に大きかったと思います。
個人的に一番評価したいと思う点は、「〈日本サッカーの日本化〉という方針をより明確に推進したこと」です。
そもそも、日本サッカーにおける〈日本の日本化〉を唱えたのは、ドイツ大会後に就任したイビチャ・オシム元日本代表監督です。
それまでの日本は、欧州や南米のサッカー先進国の「真似」しか考えていませんでした。
自分たちはすべての点でかなわないから、すべてを学ぼうと。
そこに一石を投じたのがオシムさんです。
「学ぶべきところは多くあるが、自分たちがそもそも持っている長所もあるんだ。それを生かしなさい」と。
不幸にもオシムさんは志半ばで健康を害し、代表監督を辞任して岡田前監督に引き継がれるわけですが、岡田さんも独自のフィロソフィーを持ちつつ、「日本の日本化」の路線を踏襲します。
しかし、南アフリカ大会では、リアリストとして本大会で大胆に方針を転換しました。
この判断は間違いなく正しかったと思いますが、日本の野望(=「日本サッカーの日本化」)は次代に託されたわけです。
そうして発足したのが、ザックジャパンです。
オシムさんのときからすでに言われていた日本人の特徴、「規律」や「俊敏性」は、南アフリカ大会においては、そのほぼすべてを守備に注がれ結果を出しましたが、ザッケローニはこれを攻撃に注ぐ方針を打ち出します。
ここまで書くとなんとなくわかると思いますが、この8年はかなりスムーズにつながっているわけです。
それまでは、監督交代のたびに日本サッカーは一度更地にされ、新たに土台からつくるという作業が繰り返されました。
これは、日本サッカー界の未熟さというのももちろん大きな原因だったと思いますが、特に海外から招聘した監督の姿勢も大きい気がします。
過去の外国人監督の基本姿勢は、程度の違いこそあれ、「サッカー後進国の日本に世界の優れたサッカーというものを教えてやろう」というものであったと思います。
日本人の特徴というものはあまり考慮されず、身体的特徴の大きく異なるサッカー先進国のサッカーをそのまま導入しようとしてきました。
ある意味で、日本サッカーを否定してスタートするのが恒例でした。
しかし、ザッケローニは、まず日本サッカーを肯定してスタートしました。
この「肯定」が過去に類を見ないものであり、断絶を避けた継続的な強化につながったと思います。
その点で、ザッケローニの最初の功績は、この「肯定」の部分だと思うわけです。
その後も、最終的には残念な結果に終わりましたが、実際に「日本の攻撃的なサッカー」はある程度その姿を見せることになりました。
ポスト・ザッケローニを考える上では、より専門的な分析と明確なビジョンが必要となりますが、ここは日本サッカー協会を信じて待ちたいと思います。
関係者の発言を見る限り、「結果が出なかったから全否定」とはならないと思うので、ぶれずに、それでいて時代に即したレベルアップを目指してほしいと思います。
▼グループリーグを終えて
日本に限りませんが、今大会のアジアの惨憺たる状況は嘆かわしい限りで。。
いい加減、アジアサッカー連盟(AFC)は低レベルな争いをせずに、地域のレベルアップに対して本気になってほしいものです。
と言いつつ、正直AFCに期待することなど何もないのですが……。
個人的には、アジアとオセアニアを統合したうえで東西分離してくれると良いのですが。
さてここで、以前のエントリーで予想したやつの答え合わせでも。。
【グループA(ブラジル、クロアチア、メキシコ、カメルーン)】
予想 → 1位:ブラジル 2位:メキシコ
正解 → 1位:ブラジル 2位:メキシコ 完全一致!!
【グループB(スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア)】
予想 → 1位:スペイン 2位:チリ
正解 → 1位:オランダ 2位:チリ 半分一致!
【グループC(コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本)】
予想 → 1位:コロンビア 2位:日本
正解 → 1位:コロンビア 2位:ギリシャ 半分一致 orz
【グループD(ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア)】
予想 → 1位:ウルグアイ 2位:イタリア
正解 → 1位:コスタリカ 2位:ウルグアイ むーん
【グループE(スイス、エクアドル、フランス、ホンジュラス)】
予想 → 1位:フランス 2位:エクアドル
正解 → 1位:フランス 2位:スイス 半分一致!
【グループF(アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア)】
予想 → 1位:アルゼンチン 2位:ナイジェリア
正解 → 1位:アルゼンチン 2位:ナイジェリア 完全一致!!
【グループG(ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ)】
予想 → 1位:ドイツ 2位:ガーナ
正解 → 1位:ドイツ 2位:アメリカ 半分一致!
【グループH(ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国)】
予想 → 1位:ベルギー 2位:ロシア
正解 → 1位:ベルギー 2位:アルジェリア 半分一致!
以下、トーナメント表を見た雑感。
・ブラジル、チリ、コロンビア、ウルグアイが同じブロックにいて、コパアメリカみたいなことになっていますね。。
・ブラジルは案外安定感がない気がするので、優勝するかどうか微妙な気がしてきました。
・ウルグアイは、スアレスがまた噛みついたようで、覆らなければ今大会追放ですね。
・コロンビアはいっそのこと優勝しちゃって欲しい。
・グループリーグを見る限り、オランダ、フランスの攻撃力はえげつない。
・ただ、オランダは驚異の守備力を見せたメキシコとトーナメント一回戦で、個人的に注目です。
・メキシコGKがブラジル戦みたいな異次元の反射神経を見せたら、もしかすると……。
・ドイツは順当に行って、フランスとの決戦に注目。
・躍進のコスタリカと奇跡のギリシャはコスタリカ有利か。
・もしも、メキシコがオランダを破ると、中米対決のメキシコvsコスタリカが実現するかも。
・ベルギーはよくわからないが、グループリーグ最終戦の温存が効いてくるか。
・個人的な予想では、ベスト8は、ブラジル、コロンビア、フランス、ドイツ、オランダ、コスタリカ、アルゼンチン、ベルギー。
・ところで、ポゼションサッカーの凋落と3バック(もしくは5バック)の成功が目を引く大会ですね。新しいトレンドができ始めている気がします。ある意味、ザックがやろうとしていた「3-4-3」の断念はターニングポイントだったのかも。
PS.
サッカーネタばかり書いていますが、同時にいろいろ作業も進めています。。
サイトリニュは、来月から段階的に行うつもりで進めています。
sho