教科書
表参道のなうです。
晴天ですね~
健康に気を使ってトマトのお酒ブラディマリィをウォッカダブル&タバスコダブルでたくさん飲んだせいか、胃腸が痛みます。
せっかくなんで小学校で習った知識をおさらいしましょう。
まず小腸はもっともデカい?長い?臓器でしたよね。
3メートルくらいあり、内部は絨毛というまさに絨毯(じゅうたん)のようなものでおおわれていて、栄養の9割は小腸=鞭毛から吸収されます、懐かしいー。
鞭毛を広げるとテニスコートの面積になると教科書に書いてありましたよね。
この広大なトラップからはどんな栄養も逃げきれません。
で、最後に大腸が来て水分を吸収します。
大腸がやる気なくすと下痢になるわけです。
今の僕ですね。
この前、難病の子と仕事の打ち合わせをした時に、こんな話を聞きました(僕の解釈が入ってるかもです)。
まず僕らの先祖が単細胞生物時代に、突然変異で口が誕生しました。
当時はただの穴でしたが、そこから栄養を体内に送り込み、生活していたわけです。
やがて鞭毛(べんもう)という足が誕生し、より効率的に栄養を得ることができるようになります。
時は流れ、脳や手足が発達し、今の人間の形にまで進化し、ABCクッキングスタジオに通い、さらに効率的に栄養を得ることができるようになりました。
つまりより効率よく体内に栄養を送り込むために脳や手や足やその他色々が発達したというわけです。
それでその難病の子はこう結論付けます。
「人間の本体は腸、脳も手も足も腸のために生まれた器官に過ぎない」
この子おもしれええええええええ
難病を抱えた方は多くのサポートが必要ですが、だからって健康な人より劣ってると考えるのは大きな間違いです。
この子も若いのにクリエーターとしてとても優秀ですし、頭脳派のぉー僕すらハッとするような発想をします。
この子以外でも難病を抱えた方は独自の世界観、感受性を持っているために、言葉にある種の迫力があります。
僕らが当たり前すぎて気にもとめない物事に目を向け、幸せを感じたり、感動したりします。
日々幸せを感じず、感動を失った僕らは彼ら彼女らの言葉に、もっと耳を傾けるべきだと思います。
世界観が変わりますよ。
現在微力ですが彼ら彼女らが生きやすい世界を作る事業を行政と手を組んで進めています。
みんながほんの少しできることをやるだけでも、スタンディングオベーションみたいに大きなうねりになって、健康な人も、病気を抱えた人も、下痢の人も、誰もが生きやすい世の中になると信じています♫