不定期気が向いたら~な久しぶりの記事進行ですが;

最近何事?!!という衝撃を受けたのが今度3月に千葉県某所にて弾弓体験会の講師をすることになりました^^;詳しくは↓URLを参考にしてください約1時間ほどでの力学面と雑学・運用法と実技であなたも弾弓マスターに?

http://woodruff.press.ne.jp/event23.htm 


・・・とまあそれは置いといて;今回はしばらくネットを彷徨いながら思ったのですが;弾弓って?(単語としてね;)

明治維新前後から外国から入った事物や概念を日本語に置き換えるため語学者が造語したり概念をイメージ出来るように工夫してくれているのですが・・・いかんせんマイナー言語ゆえにブレまくってますね;

まとめると同じ弾弓と表現されるものが・・・だいたい下の4つがよく見られますね?

●弓で弾を打ち出すタイプの弓
 
 これが言語的にも王道だよね?当方で言うところの弾弓。

●pellet crossbow
 
 いわゆるクロスボウタイプで弾を打ち出すタイプ略称でpellet bowとか表記されることから直訳的に弾弓とされることがある、画像を見れば明らかに別物。

●sling shot
 
 いわゆるパチンコ?ゴムによる動力で弾を飛ばす見た目Y字型の派生タイプ、ゴム弾力から動力を得るため一文字とって略称にでもしたのか某有名狩猟ゲームで堂々と弾弓とされている。
スリングショットとスリング=投石器もまた別物もちろん投石器というのも規模や動力・構造などなどで区別できます・・TT

●唐弓・綿弓
 
 弓と名が付くけど形状からきたもので実態は綿の繊維を調節するための道具、同じような例はバイオリンの弓とか形のイメージでそう呼ばれる感じだかと思う。
何かこう武器・狩猟具としての弓と形状やイメージ上の弓的な何かを区別する表現でも無いのでしょうか?


まあそのような検索しにくく判断しづらいものですが;
一番上だけが弾弓としか表現できないものだから日本語?(民族性?)の曖昧性も極まった例だと思うので当方では弾弓と言うときは一番上の例とします。



あえていま概念を細分化して造語するとしたら、弾弓=礫弓 スリングショット=弾き弓 という単語を作れば正確なんでしょうがナントモ;現在の国語辞典のキャパシティでは弾弓が限界かな?正倉院宝物で墨絵弾弓ってなってるしね?
以下ペレットクロスボウにスリングショット・綿弓なり唐弓なりで表現していきたいと思います。


かつて明治維新前後で作られた漢字熟語が今でも中国で流通している中、現代の辞書ですら区別できないのもナントモ;日本語ってムヅカシイねw


ではまた~!