各国・各地に色々な伝統弓がありますが、今回は現代まで継っているブータンの竹弓です^^

キーワードとして”Bhutan Archery・bhutan bow and arrow・bhutan bow”辺りで見つけられますが


ブログ主は個人的にこの構造ってある意味画期的スタイルだと思います;なぜなら通常の長い弓の場合1本の木材から作るため上下のリムの弾力が・・どうしても加工外形からは均等にならないのを竹という比較的性質の単純な木種で上下別の材にすることで手っ取り早く上下リムの弾力を平均化することが出来ている!

作って見る側から考えないとわかり辛い部分だが最小限度の作業で最大効率を打ち出せている辺り先進的構造であると言わざろう得ないです。

またネットを調べてるとこの弓についての特徴として日本ではありえない程の肉厚な竹種らしく握り近くの断面部分とかは2cm超えてるかも!この材手にはいらないかな~と思うくらい優秀な材も素晴らしいです。

さらに下に大会風景をみてみると・・・・和弓(戦国期)くらいの弓で実用射程(人に当たるくらい?)が70m~くらいだったのに構造的単純さのわりに100m以上ありそうな距離であの的に・・・・というか皆さん的の両脇に立たない;モンゴルの大会みたいに両脇に人がいる状態ってΣ(o゚д゚oノ)ノ凄ッ!すぎます。

なお現地では弓文化は濃いようで一般の方の遊戯としても根付いてる上アーチェリーやコンパウンドボウも見受けられます。

射場は合理的に的が射場の両端にあり片方の的に矢を取りに行くと反対側の的を打つそうで合理的!的に当たれば皆で歌い踊り成功体験を刷り込むという徹底ぶり^^;論理的・合理的・先進的という伝統弓という言葉を裏切る良い弓ですね!

動画は Dailymotionなどでキーワード”Archery Bhutan ”で検索すると伝統弓の動画が見つかります。