使用例としてyoutubeにて” Hungarian Horsebow ”で検索すると

48ポンドのハンガリー弓を左ききの方が地中海式で運用している動画に突き当たります。

さりげなくやってますが最初のところの弦を張るやり方は左利きの方ですが一般例です、強力な弓の場合はしゃがむように両膝で弓中央を押し込んで弦を掛けたり道具を使ったり複数人数で書ける場合もあるようです。

左利き地中海式の撃ち方なので右手で弓を支え同時に矢も支えています、右前腕にアームガードをしています。(モンゴル式だと余裕があるのでアームガードをつけないことも在ります)

左手は画像が見えにくいのですがおそらく左手の人差し指~薬指の3指で弦を引き人差し指ー中指の間に矢ハズ(弦を掛ける部分)を挟むように位置を固定します。
(現代的にはノッキングポイントという矢ハズ位置がずれないようなガイドを弦につけてアーチェリーのようにその下で弦を引くこともあります)


狙い方はおそらく最初にいくらかの試射とトレーニングの中から左右の目のどちらかで、目安を弓の本体位置あるいは矢先の位置と的との誤差が少ないやり方で修正する感じでしょう。

地中海式の利点は弓を持つ腕は固定(操作しないで土台としてしまう)できるので狙いをつけたときの目安と実際のズレ角度が統一されるので一定する感じです。(固定している結果矢先と的中心との誤差は大きくまたアームガードがないと前腕を弦で打ちつけてアザとか作ります)

モンゴル式の利点は弓を持つ手も操作するので狙いと目安の誤差を少なくできるのと常時弓を操作するので貫く力や距離も感覚的な処理が可能なところだと思います。(モチロン地中海式より不安定なので練習はより重要ですね)