オリジナルのサスペンション、

アメ車特有のフワフワとした乗り心地。

現代の道路と比べ、60年前の道路を走行するには

サスペンションのストロークも必要だったのでしょう。

現代から60年後の未来、道路の整備も技術が進み

サスペンションは不必要なパーツになっているかもしれませんね。

 

道路整備の整っている日本、近代自動車の

車高も昔の自動車ほど高くありません。

丸みを帯びたフェンダーアーチとタイヤの

バランスが車のスタイルを大きく左右します。

 

本来、必要であったサスペンションのハードルが下がった現代、

その車両の持つデザインをより美しくするために

車高を調整します!

 

 

コイルスプリングによるローダウンを。

 

 

フロントコイル。

「乗り心地はキープ、2インチのローダウン」

そう記載されたコイルスプリングを購入。

あまり信用できない謳い文句ですが...

 

 

リアコイル。

車種ごとに、コイルスプリングの適応があります。

載せているエンジンや車両重量により違いがあります。

バネを巻き熱処理をして形状を記憶させるのですが、

この工程の熱処理の時間で硬さに違いが出てきます。

 

 

ビフォー↑

 

 

&アフター↑

 

わずか2インチの車高の変化ですが、

とても納得のいくバランスになりました。

 

 

車高が落ちますと、少し車両が小さくなったかな?と感じます。

 

 

エンジン等、走行の準備も整いましたので、

これから試運転を繰り返します。

匂い、異音、視覚を研ぎ澄まし

シェベルの健康診断していきます。

 

 

 

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内外装はミントコンディションを保っているシェベルですが、

ほぼ60年前の車両です。エンジンの水漏れやオイル漏れ、ガソリン漏れなど。

一通りパーツ交換、メンテナンスを行なっていきます。

 

 

ここまでオリジナル度の高い車両のパーツを交換してしまうのも

なんとなく勿体無いような気もしますが、

1964年ファーストオーナーのマーガレットさんに納車された時よりも

操縦性の向上、現代の環境に適したアップグレードを目指します。

 

 

インテークマニーホールドを捲り、掃除+点検。

鋳鉄で作られたインテークは見た目以上に重いので

アルミ製のインテークに変更。

キャブレターも整備性の良いホーリーに交換します。

 

 

ディストリビューターはポイント式からマグネットピックアップに。

MSDのイグニッションボックスと併用します。

コイルとプラグコードも相性の良いものに交換します。

これで点火システムの安定性は大幅にアップします。

 

 

 

モーターマウントも疲労しています、消耗品ですので交換。

 

オルタネーターも現代の物に交換、

アイドリングrpmから発電してくれます。

 

その他、ガスケットや配管など漏れの見られた箇所は全て交換。

 

エンジンの始動後、キャブレターや点火のセッティング。

かなりシビアに反応が返ってきます。

 

疲労回復〜出力向上

クラシックのパワーユニットにぜひお勧めしたいコース。

エンジンに負担のないサイクルを供給することで

安定性が蘇り、不安もなくなります。

 

心躍るドライブが出来ること、

それが一番の楽しみなのではないでしょうか。

 

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最初の販売元はシボレーディーラーのAMITY AUTO SALES INC.

 

1964年から販売が始まったシェベル。

ディーラーで実際に現車を見て、ボディカラーや内装

車両グレードなど様々なオプションを選択してオーダーし、

お客様に納車する流れ。現代の今でも同じ販売方法ですね。

 

こちらの車両、登録日は1964年1月31。

AMITY AUTOが展示車両兼、販売車両として発注。

 

 

こちらの書類はニューヨーク州が発行した仮登録証明書の原本。

こちらには1964年1月31日から、車両の運転を合法的に許可する証明書。

展示車両を実際にディーラーで試運転などする場合

この証明書が発行されていたみたいです。

 

車検証ではなく、仮登録証明書。

このような書類や、ディーラーの名刺も綺麗に保管されておりました。

そして1964年2月4日、こちらの車両はファーストオーナーのマーガレットさんに

販売されたとシボレー発行の新車保証書に記載されています。

 

 

 

こちらは車両に打ち込まれたV.I.N.Plate

45837の打刻。

頭の4は1964年を意味するモデルイヤー。

続く58 37は車両のシリーズとボディスタイル。

数字を英語に翻訳すると、

1964 Malibu SuperSports 2-Door Sport Coupe。

 

 

そしてAMITY AUTOはシボレーに発注の際、

車両のボディカラーと内装の選択をしております。

ボディペイントコード 938(デザートベージュ)

内装トリムコード   710 (ミディアムサドル)

 

1964年、シェベルの生産台数は約370,834台

 

その中でデザートベージュに塗装された車両は19,634台

ミディアムサドルで造られた内装の車両は2,907台

ベージュ x サドルで組み合わされたシェベルはの生産台数は107台。

 

珍しい組み合わせではありませんが、ミディアムサドルはバケットシートのみ。

つまりMalibu SSでしか存在しないトリムコードのようです。

思わず「ナイス!」と言いたくなるこの組み合わせは、

1964年に107台しか存在しなかったのです。

 

1964年1月31  AMITY AUTOにて販売

1964年2月 マーガレットさんファーストオーナー

2022年8月 トレイシーさんセカンドオーナー。

 

走行距離はわずか37,000マイル。

 

そしてこのような状態で保管されているのも、

もはや「ナイス!」としか言えません。

 

 

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ニューヨークから南へ約800km、ノースカロライナ州から

オリジナル度の高いシボレーが売りに出ていました。

 

 

それをネットで見つけたのが、出品されてから3日後。

リストされている画像を見る限り、とても状態の良さそうな車両でした。

 

 

GMシボレー社が1964年から発売をスタートし、

ボディタイプは、クーペ、セダン、コンバーチブルから 

ステーションワゴンなど幅広いラインナップ

今回、見つけたのはその中でもハイパフォーマンスに位置する、

 Chevelle Malibu Super Spots

 

この車両の購入を希望する為、販売者に連絡を取ります。

この時点で売れてしまいっている可能性もありますので、スピーディに進めます。

 

返信があったのは、それから5日後。

 

「車両は、まだガレージに保管されている!」

 

早速、日本から購入の意思を伝え商談成立まで辿り着き、

本土の陸送などもスムーズに手配頂きました。

 

 

アメリカ東海岸〜西海岸、ロングビーチ港から横浜港まで約13000kmを2ヶ月程で到着。

販売ページに掲載されていた画像のままの車両だったら良いなと、過度な期待はせずとも

初対面の瞬間は忘れられません。

今回、この車両を販売していたオーナーをはじめサポート頂いた方に感謝です。

 

アメリカから日本への輸入、

色んな法律などの変更で、手間も掛かりますが

今はまだ、それが可能な時代。

この先、輸入コストなどさらに高くなっていくと思います。

5年後10年後、あの頃は安かったなと今日の日を思い出すかもしれません。

さらに、古いアメ車となれば理想の車両と出会える確率も低くなっていくと思います。

 

R&Bではお客様の欲しい車両を代行輸入するサービスをサポート致します。

これまでやってきた事を、これからも可能な限りお応え致します。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

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ブロック加工

バルブシートにダメージがありましたので、シートの打ち替え。

その後すり合わせを施し、シリンダーのオーバーホールに。

ISKYカムシャフトでリビルトしていきます。

(カムシャフト交換の際は、バルブスプリングも要交換となります。)

クリアランスはEx In共に.014inにて調整。

カムシャフトによってクリアランスは異なります。

(アイドリング時に「カタカタ」ノイズがしていたら

バルブスプリングやクリアランスに問題がある場合が多いです。)

クランクシャフトを載せてピストンを入れていきます。

ヘッドはOFFYのアルミニウムに変更。

残りの補機類を装着し、車両にマウント作業です。

あっちいってコショコショ、こっちきてコショコショ。

腰と膝にくる作業ですが、気分はルンルンです。

 

この後、デスビやキャブラジエターをセットして

いよいよクランキングです。

しばらくはキュルキュル回りますが、初爆の合図でメカニックにスイッチが入ります。

気持ちを整え、アクセルを数回煽りKeyをIgnition。

 

「キュルキュル、ボンッ!ボボボボボボッボ!」

このとき、いくつになっても大好きな瞬間です。

 

キャブレターのミクスチャーを回し、

エンジンが気持ちよさそうに排気しているところを見つけてあげます。

納得のいくセッティングが出た頃にはエンジンも熱くなっていますので

各箇所のリトルクもしていきます。

 

最後にエンジンフードを戻しますが、この作業が一番重く、腰に危険な作業です...

 

今回で3〜4ヶ月の納期です。

時間とお金もかかりますが愛着へのレスポンスで、いつものドライブより

遠回りで帰宅したくなるような幸せな時間は「趣味」の世界の醍醐味ではないでしょうか。

古いアメ車でお困りの際は、いつでもご相談ください。

 

R&B speed shop

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