娘の誕生日。
朝から災難続き。
学校に向かう途中、前の車が信号待ちで故障したらしく、立ち往生。
レーンがなかなか変えられず、しかも学校に着いても駐車場は大混雑。
クラスにはもちろん遅刻。
しかも、次のクラスの宿題を家に忘れてきたの思い出し、授業終了とともに猛ダッシュで帰宅。
次のクラスまで約2時間の空き時間があるので、汗だくの服を着替え、メークもばっちし直し、気を取り戻して学校に戻っていった。
私はというと、最近あまり寝つきが悪いうえ、何度も夜中に目が覚めてしまう。
朝起きても、ぐっすり寝た感が全くない。
最近ちょっと息子とガールフレンドのことでモヤモヤしたり、姪っ子のクレアちゃんのことで頭が一杯で。
家事をすませてベッドでゴロゴロ、なんかウトウト、あー寝れそーと思った瞬間、娘から電話。
普段、用事はすべてメッセージで送られてくるので、電話なんて事故にでもあったのかと思い飛び起きた。
すると娘、
ワンちゃん見つけたの~。
首輪もないし、飼い主さんも周りにいないし、どうしたらいい?
実は誕生日のプレゼントはワンちゃんが欲しいとずっと言い続けてきたので、夢か現実かと思うほど頭が混乱してしまった。
ちょうど学校に向かう息子に乗せてもらい、近所にいるはずであろう娘のもとへ。
そこにはビションフリーゼかプードルのかわいいかわいいワンちゃんが。
人懐っこくて近寄っていくとガンガンわたしに飛びついてくる。
その日のサクラメントは気温42度。
アスファルトも火傷してしまうほどの暑さに加え、ワンちゃんちょっとゼーゼーしてる。
なので、家にとりあえず連れて帰ることに。
ご近所のコミュニティーサイトに迷い犬として報告し、娘もフェイスブックの迷いペットのサイトに写真とともに載せた。
近所の動物病院に連れて行ったけどマイクロチップで登録されてはいなかった。
このまま見つからなければ、運命だと思って飼うことにしようか、でもメープルもベーグルも警戒態勢。
ダンナはもう絶対ペットはいらない派なので、急いで迷い犬のパンフレットを作り始めた。
そんな時、保護して4時間後に飼い主であろう人物からフェイスブックに問い合わせが。
ワンちゃんの名前はZoey ゾーイ。
ゾーイと呼びかけると確かに反応が!
どうやら彼女の外出中に、猫ちゃんドアーをくぐり抜けて脱出したらしい。
娘は娘で飼い主さんが見つかって良かったと安心する一方でなんだか寂しそうだった。
無事ゾーイちゃん、飼い主の元へ帰ることが出来きました。
娘のワンちゃんが飼いたい理由。
それは友達がいないから。
高校最後の年で不登校になって、友達とも疎遠に。
大学では友達を作るという雰囲気ではないそうで。
ワンちゃんがセラピーになるんじゃないか。
だけど、
うさぎのラビちゃんも娘が飼いたいと言い出し飼い始め、結局は私がお世話係に。
メープルもベーグルも娘が言い出したんだよな…
だから簡単にオッケーは出来ない。
だけど誕生日に目の前に現れたワンちゃん。
忘れられない誕生日になったね。