ども…。
Ｑ 納豆、どうやって食べるのが好き？
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Ａ えっ！？…普通に、カラシと唐辛子をいっぱい入れて…掻き混ぜて、ご飯とかパスタと一緒に食べます。
トーストとかピザの具としても悪くは無いんですけど…加熱すると、部屋中に臭いが充満するのがちょっと嫌だったりする【乱】です。
はい…。
バスケットボールの物語です。
中学生総体…大会２日目。
シードを頂いていたので、初日（１回戦）をパスして…２日目（２回戦）からの参戦でした。
相手の学校は…ＯＭ中。
隣の学区と言う事も有り…仲良くやらせて頂いてる学校で、中・高生の個人練習に参加している子もいるチーム。
数日前の練習で…。
『ＯＭ中ってどんなチームなん？。』
杏（アシ）に聞かれました。
『ＯＭミニバスから上がる子が多いし、良いチームだったんだけど…。』
『『だった。』って過去形じゃん！？。』
『うん…今年の春に顧問が変わってさ、今の代の子達は…前任の先生を慕ってたってのも有って、ちょっと上手く言って無いらしい。』
『ああ、そぉ言うの有るよね…。』
『今の顧問も…インカレで優勝経験も有るし、指導者としての実勢も有る人なんだけど…なかなかね。』
『実績とかより…人間性だよね。』
夢（アシ）…。
『女子は特にね…（笑）。』
新しい顧問が悪いとか駄目な人だとは思わない…指導者は真剣に勝たせたいと思ってる、でも…子供達のベクトルが違う様な気がする。
自分達は…勝ちたいと思ってはいても、ソレは…以前の顧問から教えて貰ったバスケットボールで勝ちたいと言う気持ちで…半分くらいは、新しい指導者との戦いになってると思う…。
『別に…人間性だって悪くは無いんだけどね。』
で…土曜日。
『お世話様です。』
ＯＭ中の顧問Ｋ先生に話し掛けられました。
『ども…お世話様です。』
朝一から会場入りしてるＯＨ中とは対象的に、一般的な感じて…午前中は学校で軽く練習してから来たと言っていました。
ＯＨ中の子供達も近くにいたので…ちょっと話し掛けてみました。
『体調はどぉ？。』
『こんちゃ。皆…絶好調です（笑）。』
『なんだよ…ウチとしては不調の方が嬉しんだけど（笑）。』
そんな話しをした後…。
皆のバスケットボールが前任のＵ先生のバスケットボールだって事は見てて分かる。
残念なのは…Ｕ先生がいなくなってから皆のバスケットボールが何も変わって無いって事。
で…以前、Ｕ先生の転任先の学校と練習試合をした時にＵ先生が言っていた事を話しました。
『Ｕ先生が…『自分が教えた事を軸に、色んなバスケを取り入れて自分のバスケを確立して欲しい。』って言ってたよ。』
それと…。
『皆の事で…Ｋ先生からちょくちょく連絡が有るって言ってた。』
『えっ！？。』
『俺も相談された事有る…あんなに真剣にな人中々いねぇよ（笑）。』
大きなお世話かも知れない…今更かも知れない…でも、最後くらいは…Ｋ先生の努力を報わせてやりたいと思って、おせっかいを焼いてみました。
『勝たせてやりたいって言ってたよ。』
『…。』
『Ｕ先生のバスケットボールをドコまで進化させられるかは…皆次第だよ。』
『はい！。』
で…。
『どっちかのチームが最後の公式戦になる…それがどっちで有ろぉと、この試合が最後でよかったって思える様な試合にしようね。』
『はい！。』
で…試合。
14:30頃から開始のはずが…おしまくって18:30頃から（汗）。
『さっきＯＭ中の子達にも言ったんだけど…この試合が終わった時、どちらかのチームの３年生は引退になる…。』
『どぉなるか分かんねぇけど、どっちが負けても…この試合が最後の試合で良かったって思える様な試合をして来い。』
『はい！。』
普通にやれば負ける事は無いと思う…ゲームプランは全てＥ先生が考えたもの。
Ｈ（副キャプ）はスタメン…予定では１Ｑのみの出場で、後は翌日の為に温存。
Ｈ（副キャプ）が抜けた穴は…状況にもよるけど、基本的にはＡ（１年）でなんとかする。
コート上の指示はＭ（次女）を中心にＫ（キャプテン）とＹ（２年ＰＧ）も含めた３人で行う。
Ｋ ３年 ＰＦ（キャプテン）
Ｈ ３年 ＳＧ（副キャプ）
Ｍ ３年 ＳＦ（次女）
Ｙ ２年 ＰＧ
Ｒ ２年 ＰＦ
イツも通りのスタメンでスタート。
相手チームは、＃４〜＃８…全員が３年生で、多分メインメンバー。
開始から足を使ったブレイク中心のプレイでウチのリズムを作り出し…やや優勢。
１Ｑ…残り約５分、ウチが３ゴール差をつけた所で相手のタイムアウト。
『さすがに対処が早ぇな。』とか思っいましたが…。
Ｅ先生のプラン的には…想定内。
寧ろ…序盤のブレイク中心のプレイは、ウチのパターンにハメる為の罠。
ファストブレイクを封じるには…２つ目のパスを出させない、もしくは…２つ目のパスを遅らせる。
相手の対策がなんと無く分かるので…前もって（普段から）練習をしている事を当てはめるだけ。
案の定…。
スローイング後…ボールを受け取ったＭ（次女）に対してのマッチアップが変わって、ＯＭ中の中ではＤＦが１番上手で比較的大きめな選手に…。
そして…先行する選手に対して、セイフティープレイヤーが徹底したディナイ。
だけど…Ｍ（次女）はパスなんて一瞬も考えずドリブル突破…。
Ｅ先行のプランは…。
ファストブレイクを潰しに来たら…迷わずファストブレイクを捨ててアーリーに移行。
そして…アーリーでの得点は無理には狙わず、アーリーを展開しながらオーバーロード状態を作り出し、セットになるかどぉかでフィニッシュプレイに入る。
オーバーロードを意識しながらのアーリーは…中学生レベルではかなりの高等技術ですが、ファストブレイク→アーリー→オーバーロード→セットと言う流れを１年間掛けてそれだけを練習して来たＯＨ中…。
中学生が相手なら…それなりに機能するレベルだったりします。
『おお！アーリーからのオーバーロードハマってるじゃん！！。』
『１年間の努力の結果だね。』
『でも…アーリー狙えるのに、なんでセットまで持ち込むんですか？。』
さすが夢（アシ）…目の付け所がトップクラスのプレイヤーだった事を感じさせます。
『見てりゃ分かるよ。』
１Ｑ…終了間近。
再度…アーリーを展開しながらオーバーロードに持ち込むプレイが綺麗に決まりました。
『分かった！色々分かった！そぉ言う事なんだ！凄いですね！。』
ちょっと興奮気味に夢（アシ）が話し出したと同時くらいに１２点差を付けて１Ｑ終了…。
『速攻にしてもアーリーにしてもブレイプレイだとＤＦに切替える時時間が掛かるからセットまで持ち込んで切替えを容易にしてるんですね。』
ウチのチームカラーは…あくまでＤＦ。
足を使ったプレイ・アーリーからオーバーロード状態にする事で容易になるアウトサイドシュート・そして…ウチの専売特許のフロントコートから当たるプレッシャーＤＦ。
その全てを活かす為のプレイ。
『そぉ言う事…。』
『だから乱さんはイツも…５対５とかやってる時、中途半端な所ので止めるんですね。』
よく言われるんですけど…５on５とかやってて、普通は得点後とかにゲームを止めたりするらしんですが…自分は、得点後…ＤＦに切り換わった後、どぉでも良い様なプレイになったらゲームを止めます。
『だって…ＤＦに取ってそこが１番重要じゃん。』
『確かにそぉですよね。』
２Ｑ開始…。
Ｋ ３年 ＰＦ（キャプテン）
Ｍ ３年 ＳＦ（次女）
Ｙ ２年 ＰＧ
Ｒ ２年 ＰＦ
Ａ ２年 ＳＧ
予定通りＨ（副キャプ）をさげて…Ａ（２年ＳＧ）を入れて開始。
アーリーを展開しながらオーバーロードに持ち込み事は容易には出来なくなってしまいましたが…セットでオーバーロードを作り出し、セットからのＤＦを展開しながらＯＦの時間が少しづつ長くなって行き…２０点以上の差を付けて前半終了。
『プレイヤーの個人差ってたいした事無いのに…変わるだけでチームのレベルが大きく落ちちゃうんだね。』
『課題がはっきりして良いんじゃない。』
そんな事を話していました。
そして…後半。
更に…Ｍ（次女）とＮ（２年Ｆ）が入れ替わりスタート。
点差は変わらず攻防を続けて残り３分くらいで…Ｋ（キャプテン）とＣ（２年Ｆ）と交代し…少し点差が縮まり１６点差で終了。
で…４Ｑ。
予定とは違い…スタメンと同じメンバーでスタート。
Ｅ先生…。
３Ｑ終了時に…相手の心が折れてなければ、最後はメインメンバー同士でやらせると決めていたそぉです。
点差は最終的にダブルスコア以上になってしまいましたが…最後まで力の限り走り続けるＯＭ中のプレイヤーの姿に熱いモノを感じました。
『ヤバッ…ちょっと泣けて来た（泣）。』
最後まで立ち上がり声を出し続けるＫ先生の姿に…本当に一生懸命なんだと感じたらしいです。
最後のワンプレイは…ウチの十八番のファストブレイクをＯＭ中に決められて終了。
試合終了後…。
『お前…ＯＭ中の最後の速攻、止められたんじゃねぇの？。』
Ｍ（次女）に聞いてみました。
『上手くやったつもりなんだけど…Ｋ（ＯＭ中キャプテン）にもバレちゃったんだよなぁ…（汗）。』
『対峙した選手ならそれくらい分かるだろ。』とか思いましたが…。
『他の人にはバレてねぇと思うよ。』
それが…正しい優しさなのかは分かりませんが、何も言わないで置きました。
施設の片隅に集合してるＯＭ中を見つけて、ちょっと様子を見ていたのですが…子供達以上に泣きじゃくってるＫ先生…話し等出来る状態では有りませんでした。
『お疲れ様…皆は恵まれてるな、教え子の為にこんな泣きじゃくる人なんて初めてみたよ。』
『…。』
『なんか声を掛けてやれよ。』
その後…何か話している様でしたが、体育館の管理者に早く帰る様に言われていたので…最後まで聞かずに帰りました。
取り敢えず…初戦を勝ち上がりました。
Ｋ先生の思いや努力も…少しは報われたのかなぁ〜とか思った【乱】でした。