※このブログは回顧録です。


クリニックを受診してから約3週間後に某専門病院の予約が取れました。


実は、紹介元のクリニックの先生もその専門病院のご出身だったようで、病院の内情にも詳しい様子。


「この先生に診てもらうのがいいと思う」と、特定の先生を指名して紹介してくださいました。




    
某専門病院の受診



この専門病院では、

「必要な治療を1日でも早く開始するため」
「患者さんの来院負担を軽減するため」

という理由から、初診時に診察・各種検査・治療方針の決定までを、できる限り1日で行う方針をとっているそうです。



クリニックを初めて受診してから約3ヶ月。

その間に病院を紹介され、検査を受け、結果を聞いて、また別の病院へ……。


一から検査をやり直すことになり、なかなか前に進んでいないように感じていた私にとって、1日でここまで進めてもらえることは本当にありがたかったです。




初診時の流れ



受付をすると、「ナビコール」という小型の患者案内端末を渡されました。


自分の順番が近づくと端末が振動して、メッセージで次に行く場所を教えてくれるシステム。


「すごい、最先端ひらめき

と、少し感動したのを覚えています。


院内もとても綺麗で、受付の方の対応も丁寧。

初めての病院でしたが、最初の印象はとても良かったです。



この日に受けたのは、

・予診
・診察
・採血、検尿
・甲状腺エコー
・頸部レントゲン
・頸部CT
・再診
・細胞診

と、まさにフルコース。


朝9時頃に病院へ行き、終わったのは15時頃でした。


これだけたくさんの検査を受けたのに、待ち時間はほとんどなく、驚くほどスムーズに進んでいきました。





①予診室


まずは看護師さんによる予診。


身長・体重を測定し、事前に記入していた問診票をもとに、これまでの病歴や経過について詳しく聞き取りをしてもらいました。





②診察


次に担当の先生の診察。


首を触診してもらい、紹介状の内容を確認しながら、この日に受ける検査を決めていきます。


私は、

・採血
・甲状腺エコー
・頸部レントゲン
・頸部CT

を受けることになりました。


細胞診については、エコーや採血の結果を確認してから判断するとのことでした。




③ 採血・検尿・エコー


採血は採血室で、看護師さんまたは臨床検査技師さんが実施。


その後、臨床検査技師さんによる甲状腺エコーを受けました。




④ 頸部CT・レントゲン


その後は頸部CTとレントゲン。


ここも本当にスムーズで、ほとんど待つことなく検査を受けることができました。




⑤再診


検査が一通り終わったところで、再び診察。


採血結果は出るまでに約60〜90分かかるそうなのですが、その待ち時間の間に検査をすべて終わらせられるように組んでくれていました。



この時点で、

サイログロブリン:113.0 ng/ml


エコーでも、やはり乳頭癌を疑う特徴のある腫瘍が確認されていました。


さらに、左頸部のリンパ節も3cmほどに腫れているとのこと。



細胞診をしましょう

という方針になりました。



細胞診の結果が出るのは約1週間後。



でも、先生からは驚くようなことを言われました。

「今日の時点で、手術枠を仮押さえしておくこともできます。どうしますか?」


えっ、もう手術の話まであんぐり


正直、まだ細胞診の結果も出ていません。


でも、それだけ今までの検査結果から、先生の中では手術を視野に入れて考えていたのだと思います。




⑥細胞診



その日のうちに細胞診も行ってくれました。


医師1名、看護師2名の体制。


医師がエコーで確認しながら針を刺し、看護師さんがシリンジを引くという形でした。



採取したのは、

・左甲状腺腫瘍部
・左頸部リンパ節

です。



やはり甲状腺の腫瘍は石灰化が強く、一度ではうまく刺さらず。


2度目で無事に採取することができました。


痛みは前回と同じく、注射をするときくらい。


一度経験していたこともあり、今回はそこまで怖くありませんでした。


細胞診もとてもスムーズに終わり、その後は止血確認ができるまで、看護師さんのいる待機場所で15分ほど圧迫して待ちました。


看護師さんが近くにいてくれたので、安心感もありました。




焦らなくても大丈夫



先生からは、

「発覚してから半年以内くらいに治療できればいいと思っています。だから、焦って今すぐ手術をする必要はありません。希望の日程があるなら言ってください。」


と言っていただきました。


ちょうどこの時、私は1ヶ月半後にウェディングフォトを控えていました。


「実は、1ヶ月半後にウェディングフォトがあるんです。」


そう伝えると、


「それなら、写真が終わってからにしましょう。首に傷ができたら気になりますよね。」


と、すぐにこちらの希望を考慮して日程を調整してくださいました。



そして、約2ヶ月後に手術の予定を仮押さえすることになりました。


検査結果を見ながら迷いなく次の行動を決めていく先生の姿を見て、

「ここに来てよかったにっこり

と、初めて少し安心できた気がします。


そして、この日を境に、

「手術をするんだ」

という覚悟が、少しずつ決まっていきました。



とはいえ……

やっぱり怖い。

首にメスを入れる。

傷が残る。

手術をする。


頭では理解していても、実際に自分が手術を受けると想像すると、正直怖かったです。


この時の私は、まだこれから始まる入院生活や手術のことを、ぼんやりとしか想像できていませんでした。