こちら出石町・出石そばの「田中屋食品 製造部」

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兵庫・出石(いずし)にて「出石そば」を製造・販売しております田中屋食品・製造部のブログです。日々の製造のこと、地域のこと、その他戯言を綴っています。

クリスマスなのに「春の日の夕暮」とはこれいかに。

 

 

クリスマスは何か曲乗っけるのがルーティンなので、今年は友川カズキの「春の日の夕暮れ」です。

 

 

 

この曲は中原中也の詩「春の日の夕暮れ」に友川カズキ氏が曲を付けたもので、彼は【俺の裡で鳴り止まない詩~中原中也作品集~】というアルバムまで出しています。

 

以下がその詩です。

 

春の日の夕暮れ

 

塗板がセンベイ食べて
春の日の夕暮は静かです

アンダースロウされた灰が蒼ざめて
春の日の夕暮は穏かです

あゝ、案山子はなきか――あるまい
馬嘶くか――嘶きもしまい
たゞたゞ青色の月の光のノメランとするまゝに
従順なのは春の日の夕暮か

ポトホトと臘涙に野の中の伽藍は赤く
荷馬車の車、油を失ひ
私が歴史的現在に物を言へば
嘲る嘲る空と山とが

瓦が一枚はぐれました
春の日の夕暮はこれから無言ながら
前進します
自らの静脈管の中へです

 

 

私は何度聞いても意味が分からないのですが、友川カズキの切迫した歌い方が好きで、昔からよく聴いてます。

 

 

 

 

 

 

 

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12月は仕事が大変忙しく年の瀬を感じる暇がないのですが。

 

 

大河ドラマが最終回を迎えるので、観てた年はその面では年の瀬を感じます。

 

 

今年は べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜

 

 

結局欠かさず観てしまいました。

 

 

昨年の光る君へがとても面白かったので、あまり期待してませんでしたが、いい勝負で面白かったです。

 

 

恥ずかしながら蔦屋重三郎を1ミリも知らなかったので、先が全く予想出来ず楽しめました。

 

 

 

ラストシーン。

 

 

来年は豊臣兄弟、戦国好きとしては期待を込めて多分観ると思いますが、2年前の東照大権現の悪夢再来(ちょっと言い過ぎか)もあり得るので、過度の期待はしないで観てみます。