SNSのXで、この議論が結構見られます。

https://x.com/nakashimaminion/status/1768551963111927926?s=61&t=FpyEEzwrwm7CLaCPKQVNPQ


 車椅子の方が映画館で映画鑑賞後、離席しようとしたら、映画館の方から介助を断られて悲しい気持ちになった。と言うもの。


 この座席は車椅子席ではない様子。

(どうやってすわったのだろう?)


投稿者は今まで手伝ってくれたのに

今回、断われた事について、憤慨していると言うもの。


 人が乗っている車椅子を人力で移動するのは危険だ⚠️


 なぜ、車椅子に座っている方に寄り添えないのか⚠️


 車椅子生活者が不自由を感じるのはけしからん!

いつでも何処でも健常者と同じく気兼ねなく行動

出来るようにするべきだ⚠️  などなど。


 自分もお袋を車椅子に乗せて、移動した

経験があります。その立場からすると、


 「健常者と同じような行動は正直無理」と思います。


 昔に比べて、駅や電車などバリアフリーで

あったり、電車内に車椅子、ベビーカーの

スペースが出来たりと改善されています。


 また駅員さん初め、多くのサービス業の方は

スムーズに動けるようにフォローしてくれています。


 しかし、そのような方の多くは介助に

対しての訓練や研修は受けていないと思います。


 仮に、映画館の方へ鉄道会社の方が複数で

車椅子に乗車されている方を持ち上げて段差の

ある場所へ移動中、転倒したら…と

こうなったら、介助した方もされた方双方が

不幸になってしまいます。


 投稿者の方も子供の頃、不慮の事故で

車椅子生活を余儀なくされて、車椅子でも

住みやすい社会を目指して活動されている

(と思われる)様子。


 話しは少し飛びますが、北風と太陽の

話し、ご存知の方多いと思います。


 旅人のコートを脱がすことに成功した

のは、北風ではなく、暖かい太陽だったと

言うお話し。


 先程の投稿者、やって貰って当たり前と

言う姿勢が自分には感じました。勿論、

投稿者の意図ではないと思います。


 誰かに何かを共感して貰うには

相手の立場に立って発言や行動をしないと

共感の輪は拡がらないのではないか⁈

そんな事を感じました。