気がついたら公園にいた。

寒かった。

手に怪我をしてた。

自分の手が怪我をしたのだから、まだ良かった。

死んだように静かな夜がいいけど・・・・

秋って意外とそうはならない。

涼やかな虫の音が妙に生を感じさせる。

自分の感覚と正反対。

矛盾してる。

喉の違和感がまだ取れない。

今日はただ時間だけが過ぎた。


ふと・・・

コウさんと住んでいた片倉町と吉野町に行ってみたくなった。

そして、笑った。

行ったって・・・何もありゃしない。

思い出すものすらない。

過去って・・・ホントはそういうもんだ。


キミとの今もいつか過去になるんだろうか。



一瞬にして自分がどんどん後に吸い込まれるような感覚がして、パソコンを切った。

何が不愉快なの?

不愉快とか・・・そういう事じゃない。

治りかけた傷口を手で開いて、そこから血が流れている痛さ。

例えて言えばそんな感じ。

どうして黙っているんだろう。

私が嫌がるからと言ってた。

嫌がることは黙っているんだ。

そうなんだ。

どっちにしろ・・・・

もう・・・やめよう。

元々、とても辛かった。

色んな事から離れよう。

その方がキミのためにも良いと思う。