松下幸之助
引用
>経営心得帳
>プロの自覚
>松下幸之助
(省略)
しかし、考えてみると、オリンピックの選手はみな
いわゆるアマチュアの人ばかりです。
もちろん、国家の栄光を担って技を競うのですから、
それだけ真剣みも増すのでしょうが、
それにしても、みなそれぞれに本業をもった上での、
いわば余技だと思います。
ひるがえって、われわれの商売というものを考えてみますと、
これは言うまでもなく本業です。アマチュアではなくプロなのです。
とすると、アマチュアの人が余技に打ち込む以上に、
自分の本業に打ち込まなくてはウソだとはいえないでしょうか。
いささか厳しいいい方をすれば、本業に全身全霊をささげて、
そこに喜びが湧いてこないというようなことでは、
その本業から去らなければいけないという見方も出来ると思います。
能力の問題ではありません。
それに全身全霊を打ち込む喜びをもつかもたないかの問題です。
力が及ばない、という人はたくさんあると思います。
しかし、及ばないなりに一心に打ち込むならば、
その姿はまことに立派なものがあると思うのです。
そういう人が、人に感銘を与え、人を動かすことになります。そこに知恵と力が集まって、
成果を生むことができるようになってきます。
ところが、そういうものがなかったら、いくら力があったとしても、
それだけにとどまって、大きな成果はあげられないと思います。
ですから、そういう意味で、本業に全身全霊を打ち込んで、
なお興味が湧かないというのは許されないことだといえましょう。
非常に厳しいことをいうようですが、
特に責任者の立場にある人は、こうした点についても
自問自答していく必要がありはしないかと思うのです。
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最近のオリンピックはプロ選手の参加が多くなってきてるけど、
それはさておき、ま~考えさせられる内容やね。