みなさま おはようございます🙇‍♀️




前の投稿に沢山いいねいただき

誠にありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️


私の下手な文章ではございますが

沢山の方に読んでいただき、感謝いたします🙇‍♀️



ラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブ



もう母は去年亡くなっていますが、時々昔を思い出します……


でもそれは

今までのフラッシュバックのような激しいものではなく


今までは

怖い記憶、恐怖で思い出したくない記憶を

心にぎゅうぎゅうに閉じ込めて

何かのきっかけでその扉が開き、思い出して

恐怖に怯えて……と、そういう感じでしたが



今では自らその怖かった記憶の扉を開き

怖かった記憶を

一つ一つ整理し始めているような気がします


また近々、精神科の受診する日があるので

先生に聞いてみようと思います


主人のおかげで、回復傾向にある様な気がします




そして今日は、そんな昔のお話です



お散歩中に紫陽花発見
きれいラブラブ



ラナがいるから私はあの人に振り向いてもらえない

ラナがいるから 私は不幸になった


ラナがいるから

ラナがいるから……


5歳から13歳になるまで

毎日 朝 昼 晩 唱えられた母の呪いの言葉は

大人になっても頭の中で

聴こえ続けていました



そして私は結婚をしました

しかし、子供たちが小さい時は 

無我夢中で子供にまでモラハラをする前の夫から必死で守っていました


○ね 消えろ お前のせい


やっぱりお前はあの頭の変な母親の子だな

結婚してもらって俺に感謝しろ


俺ならもっと賢いレベルの高い女に好きになってもらえるのに


13年間言われた呪いの言葉


……わかっています……

私がいるからですね

私が全て悪いのです

私はただ……人並みの幸せが欲しかっただけです

母の愛をもらえないならば

自分で家族をつくり、ただ平凡な日常の幸せが欲しかっただけ……


きっと私は

それすらも許されないんだと思いました


そして40歳過ぎて

父の一周忌の朝、父の写真に


お父さん……今日で一年だね……


と言った後

突然胸がゴロゴログルグルといい出し

何か熱いものがこみ上げてくる……と思ったら

大量に喀血をし

私は原因不明の肺の病気になり

二年間、呼吸器内科で抗生物質(エリスロマイシン)と

止血薬(カルバゾクロム、トラネキサム酸)をもらっていました


父も肺の病気でした

肺がマイコバクテリウムという菌に感染していました

そして同じ様に抗生物質を服用していました


しかし急に悪化をしたようで肺炎になり

私がお見舞いに行ったらもう今週はもたないと言われました


きっと今日が私はお父さんに会えるのが最後……


しかも今日だけ

明日からは仕事をしないと収入が減り、生活はおろか子供にご飯を食べさせられなくなる


最期まで父の側にいたかった……


だから泣いていたら 父が心配する



私は精一杯の笑顔で


お父さん、早く元気になって!

じゃないと私の居場所なくなるよ!


と言うと


父は力のない手で酸素マスクを取り


「ラナ……ラナ……お前には 優しい……優しい……必要だよ……ラナ……かなさんど……かなさんど……」

と涙が父の痩せた頬に一筋つたっていました


もうそれ以上は、呼吸が苦しくて話せなくなりました



私は言っていませんでしたが

父は前の夫がモラハラをしているのに気づいていたんだと思います


よく前の夫に酷い事を言われ、父の声が聞きたくなり電話をしました


お父さん元気ー?と明るく振る舞っていても


受話器からよく聞こえてくる鼻水をすする音


「なんだー?風邪かー?お前また風邪かー?」

とよく父は私に言っていたけど

母の時と同じ状況だと

私が前の夫に怒られて

泣いていたんだとわかっていたのですね……



そして かなさんどとは

沖縄の言葉で 愛してる……


私は溢れる涙とは裏腹に

笑顔を作りながら

もし声を出したらきっと私は声を出して泣いてしまう様な気がして

込み上げてくる深い悲しみを

呑み込むように

ただ父の痩せ細った手を両手で包み

ただ

うんうんと頷くだけでした




その3日後、父は亡くなりました








そして父と同じような症状だった為

その菌に感染しているのでは?

と喀痰検査を8回程したけれど

結局、菌は出なかったのでした


二年を過ぎた夏頃、薬はのんでいるけど

以前は3ヶ月に一度の喀血が

どんどん頻度が増え、コップ一杯分近く喀血するようになりました


しかも時と場所を選ばず喀血します


子供たちの前でも大量に喀血しました


口から大量に咳と共に血が出ているので喋れません


しかし上の子がテキパキと私を横向きに寝かせ

袋やティッシュを渡し

ビックリして怖がって「お母さんが死んじゃう」と泣いている二人の弟妹を

他の部屋に連れていってくれたので助かりました上の子は

「喀血した人の救急要請の練習になったわ」

とか言ってましたが

上の子もきっと怖かったと思います……



そして呼吸器内科の先生が

「ラナさん……肺の手術をしませんか?!

CT見ると片方だけ悪い所が限局してるんです

もし今後、両方の肺に病巣が広がれば、外科手術もできなくなります

ここは呼吸器内科ですが、外科の先生に一度会って話だけでも聞きませんか?!

きっと薬ではまた喀血します

出血量も増えてきました

窒息のリスクもあるので危険な状態です

外科の先生は怖い先生ではないですよ!

とてもとーっても優しい外科の先生です」


私は

あんなに大量に喀血して

もう長く生きれないかもしれない

今までつらかった人生だった……

あの時、上の子がすぐに横向きに寝かしてくれなかったら

パニックになっていた私は

喉の奥からわき上がる血液で窒息、もしくは誤嚥していたかもしれない……

子供たちにも迷惑がかかる……

……私は肺まで奪われるのですね……



わかりました……会ってみます……


「よかった!じゃあ外科の先生にラナさんの話をしておきますね!」


と、呼吸器内科の先生は言いましたが

8月から毎月診察に来ているのに

その外科の先生の予約をしてくれて

会えたのは12月でした……(もちろんその間も大量喀血してましたよネガティブ)


しかも、初めて主人に診察室で会った日は

父の命日でした……


その日の夜

父の写真に語りかけました


お父さん……今日は外科の先生に会ったよ

私は中葉全摘とその周辺の気管支も切除だって……

凄くベテランの先生って感じだったよ……

でも偉そうに喋らないし凄く優しそうで……もしもあんなに優しそうな人が旦那さんだったら……良かったのにね……お父さん……

どうして死んじゃったの……


もう絶望という気持ちしか残っていなかった私の心と目からは

大粒の涙が溢れていました



そして私は、肺の手術をするのでした


一週間入院をして

退院後 術後の診察に行かないといけない日が二回あり、もしその時に問題がなければ

外科は終わり、呼吸器内科へ診察が戻るはずでした


もう手術もしたし

この外科の先生とは二度と会うことはないんだなと

最後の診察日の日

私は診察室のドアを閉めようと

ふと外科の先生を見たら、私をじっと見ていたのでした

マスク越しのその先生の大きな目は

悲しそうな目だったのを覚えています


そしてその日の夜に

外科の先生から電話があったのでした


そして付き合う前に先生が初めて私に言ったのは


「……あなたが初めて来た日から今日まで約1ヶ月半

僕は自分の心と葛藤をし、諦めようとしました

でも……………………

でも……

……あなたの事が好きなんです……あなたを初めて見たときから、ずっと……

僕は、恥ずかしいですがこの年になってもずっと独りです

それはきっとあなたと出会えるのを待っていたんだとわかりました

だからもし、今、あなたを諦めたなら

もうこの先は誰も現れません」


と言ったあの日


私は父の事を思い出しました


偶然かもしれない

でも……もしかしたら父が私と主人を会えるようにきっかけを作ってくれたのかもしれない


主人はSNSは一切しません

(最近主人はアメブロアカウント作り、私のブログを見ています笑今まで読んでくださっていた方なら、どのアカウントかわかるかもしれません)

仕事と車と服一筋だった人で

出会いも求めていないので、出会いサイトや婚活の相談所も利用していません


そしてビジネスホテルの清掃のパートなら、更に主人と接点はなく


しかも病院に行ったとしても

呼吸器という限定付き


呼吸器内科に行ったとしても

もし 薬が効いていたなら

主人まで繋がる事はありませんでした



そしてもう一つ


私が10歳の頃、以前から母と姉の目を盗み父に隠れて電話をしていました


それはただ父の声が聞きたかっただけでした


しかし母と姉にバレてしまうのでした


二人は自分達が私にやっている事が世間にバレるのではと思い

二度と電話をするな


父にも

ラナから電話があっても切れ、そして二度と会うなといいました

さもないと、ラナがどんな目にあうか覚悟しろと

父に言いました


父は……

「わかった」

「だけど1つだけお願いがある。ラナと泊まりの旅がしたい。ラナと最初で最後の思い出をつくりたい」

と言いました


母はしぶっていましたが、自分たちに沢山土産を買ってくるという条件で許されたのでした



当日、父とは久しぶりに会えて、父は「ラーナー」と言いながら頬擦りをしてくるんですが

それも妬まれた原因だったと思います

姉は「私はそんなこと一度もされなかった!逆に怒られてばかりだった!」といいます


お父さん、どこ行くの?


と聞いたら

「ラナと行ってみたかった場所だよ」と

着いた先は徳島県でした


父はずっと沖縄から出たことがなく

わざわざ沖縄から最後の思い出を私と作りに選んだ場所でした


私は初めて渦潮を見て、怖いけど感動しました

初めてレストランに入り、お子さまランチというものを初めて食べました


でも、この旅が終われば

もう父とは会えないし喋れない……

急に悲しくなって泣いてしまいました


父は

「ラナ……お父さんもラナとは離れたくないんだよ……ラナ……あんな鬼たちに負けるな

いつかは鬼退治されるからね

つらくても真面目に生きていれば、やまない雨だとしても、いつか誰かがラナに傘をさしてくれる日がくる

もう会えなくても、声が聞こえなくても

お父さんは同じ空を見て、ラナをずっと……想っているからね……」


二人で徳島の海を見ながら泣いたのでした

徳島県は私にとって

悲しみ深く

しかし父の深い愛を感じた場所であり

忘れられない場所になったのでした

父と最初で最後の旅行でした




そして私が入院中に

外科の先生が毎日病室に来てくれたとき


私は 先生はどちら出身ですか?

と聞いたら


「僕は徳島県ですよニコニコ


え……


私は一瞬父の最後の思い出が

頭に浮かびました


「どうかしましたか?」


いえ……私、10歳の頃父と徳島県にいった事がありまして……


「わぁ!そうなんですね!嬉しいです!凄く嬉しい!渦潮見ましたかウインク

と言う話をしていました


人の縁とは

本当に不思議ですね



主人は

「白いベントレーに乗った王子様❗

年いってるけど(笑)」と言ってますが




私は主人に繋がるかわりに


肺を少し失わないといけなかったけど


父が私を想うあまりに望んだ優しい人


それは主人だったのかもしれません






主人に出会って


ずっと聴こえていた


あの呪いは解けたような気がしました



今ではもう聴こえません



今聞こえるのは……


「ラナ、かなさんどー❗かなさんどー❗爆笑ラナ〰️❗ラブ

と言っている主人の声だけです笑



私は

誰か優しい人が

降りやまない雨に濡れたままの私に傘をさしてくれるのを待ち



そして主人もまた

ずっと独りで自身が思い描く人が目の前に現れるのをまちわびていたんですね


そんな主人に、遅くなった父の日をしました


私にとったら夫ですが、父の様に感じる時もあり笑

そしていつもお仕事を頑張ってくれるので

色々考えてプレゼントを買いました


もちろんこのプレゼントの代金は

主人が働いたお金ではなく、私が清掃のパートをしていた時に貯めたお金で……



主人の

名前入りボールペンにしました



「えー❗ありがとう❗❗カッコいい❗

ラナー❗ありがとうえーん大事にする」

と、喜んでくれました



    Francfrancで買いました
    旅行の時に便利ですね音譜


シートマスク買いました

1から3まで順番に使用するんですね

セラム→マスク→クリーム



Diorの洗顔料

ディオール スノーライトフォーム

買いました


   外食はピザ🍕が食べたいラブ
     と言うことで笑




    肺の胸腔鏡手術をした傷跡です



2cm程の切開を3、4箇所作成し、そこから胸腔鏡(細いカメラ)と手術道具を挿入して行う手術です

骨と肋骨の間から胸腔鏡を挿入して、肺や縦隔の手術を行います


「ラナのきっと出血はここからかなと思う辺りが癒着していて、胸腔鏡では無理かと思ったが

まだ若いしバッサリとした傷跡残るのも可哀想だし、回復も遅れるから

癒着していたら本当は開胸しようと思ったけど

頑張って癒着を綺麗に剥がしたウインクベテランでよかったー笑。

でも高度癒着なら絶対無理だけどね」


そして主人は私の切除した部分を病理検査に出しました


「やはり菌は一切検出されなかった。よかったねウインク



本当にお医者さんってすごいですね

ますます主人を尊敬します



こういった服を着ると見えますが

私にとっても、手術をした主人にとっても

この傷跡はまさに形として現れた運命であり

尊いものになりました




いつも いいねくださる方

ありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

とてもうれしい気持ちでいっぱいです⚘️⚘️



    ここまで読んでいただき
    ありがとうございます



お仕事の方、子育て真っ最中の方、ご病気でお休みされている方

毎日大変でございますが、今日も無事に1日乗り切れますように🙇‍♀️


お休みの方は、疲れた心と身体を

休めてくださいね🙇‍♀️🍺☕️🍰



ありがとうございました