俯瞰してみれたことが、
大きな変化だった。
私は、結婚してから数年間、
義母とうまくいってなかった。
正確には、義母は、
私を気に入ってくれて
仲良くしたいと思っていたようだけど、
義母の少女のような言動に戸惑うことが多々あって、
どうしていいか分からなかった。
そして、子を早産で亡くした直後、
義母からもらった電話で、
励ましのつもりなのか分からないけれど、
私からしたらデリカシーのない言葉に
傷口をえぐられて、もう、涙が止まらなくて
電話をきった覚えがある。
正月の親戚の集まりも、
本当に苦しかった。
みんなも、私も、互いに気を使う感じが
ただただ疲弊するだけで、
早く終わればいいと思っていた。
帰り道の車内では、
私のストレスを夫にぶつけて
険悪な感じになるのが数年続いていた。
今どき、夫は長子だとか言われて
昔話の多い親戚の集まりは、
私にとっては理解したがたい時代錯誤な世界だった。
でも、それゆえ、
私が勝手にプレッシャーに感じていたのかもしれない。
”男子を生まないといけない”と。
子を失ってからは、
もう自分には、子を授かってもちゃんと生むことができない
だから、子どものいる人生はないんだ。。。
と思っていた。
でも、とにかく人生のどん底過ぎて、
最悪なことしか浮かばないから、
どうしたものかといろいろ考えて、
スピの世界へ行ったのだった。
霊感なんてない私が、
サイキックトレーニングしたからって？
と思いつつも、
最悪なところにいたら、
これまでと全然違うことをするしかないって思った。
リーディングで、いろんな人のことを読んだ。
そしたら、”みんな、魂の修行を頑張っているよね”
って愛おしく思えた。
そしたら、義母に対する苦手意識も変わって、
うまく対処できるようになった。
みんな、未熟な魂。
相手に、〇〇してよー！って思うけど、
その相手も修行中なんだよね！？って、
リーディングできるようになって
より分かった。
だから、みんなかわいく思えるようになった。
自分に起きたことや、
自分が作っている世界のこと、
全体的に俯瞰して見られるようになった。
修行中の人たちが、
毎日あれこれやっている。
そう思うと、やさしくなれた。
俯瞰してみると、
愛おしさしかない。
だから、やさしい世界を作っていきたいなって、
今は思うのです。
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