私は、大学と大学院とソーシャルネットワークの研究をしていた。
私がいう、ソーシャルネットワークは、社会心理学の用語。
社会において、人々が人間関係の質や構図をどのように形成しているのかということを研究していた。
簡単に言うと、人間関係のネットワークね。
発達心理学の教授がメンターだったのに、社会心理学のこんなテーマを選んだということは、私自身、人間関係に興味があったからだと思う。
でなければ、3年間もソーシャルネットワーク研究をしない。
広島大学で、論文発表をしたときは、発表のための研究の日々に疲れて、気持ちがいまいちのってなかったな^^;。
そんな感じで、だんだん心理学研究へのテンションは落ちていったのだけどw、研究をとおして、人間関係の質や範囲は、人それぞれ。
その人個人の考えによって、親密な人を家族だけにしていたり、友人も何人かいれていたり、自分の大事な人間関係は、家族のみという人もいて、さまざまなソーシャルネットワークをみてきた。
そう、当たり前なんだけど、それでよくて、一人一人の価値観によって、心地よい人間関係を作っている。
ネットワークが、家族しかいないのは、かわいそうとジャッジする必要はなくて、その人がそれでいいなら、いいのだ。
心理学研究を通して、いろんな人にインタビューをして調査して、いろんな価値観に触れたことは、今の仕事につながっている。
正解は一つじゃない。
みんな正解だ。
自分が心地よい選択を、
それぞれがしていけばいい。
万が一、それに文句を言う人がいれば、自分のソーシャルネットワークに入れないだけ。
それだけなのだ。
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