こんにちは。蓮水りのです。
妊活って、私たちをものすごく成長させてくれると思ってます。
このブログをご覧の方のなかには、そんな心境になれないという方もいらっしゃるかと思います。
とにかく、1日でも早く妊娠することに必死で、そんな余裕がないなんて方もいますよね。
それは、それで、いいと思ってます。
そんな自分も、後から考えると、成長へのステップになってたりするから。
なんで、子ども欲しいんだろう…シンプルな自問自答もたくさんしてきたでしょ⁈
子ども、私、本当に欲しいのかな…すごい葛藤で苦しくなることもありますよね⁈
私自身の話をさせてもらうとね、結婚前も結婚してからも、"子ども欲しい!"という欲求はあんまりなかった。
どちらかというと、結婚しても、自分が輝いて、やりがいのある仕事をして、充実した毎日を望んでいました。
そう、専業主婦よりは、キャリアウーマンをのぞんでいて。
子どもは、嫌いとか、好きとかなく、母にはいつかなるだろうけど、優先順位が後の方でしたね。
そんな私が、子作りをしようと思ったのは、母が私を産んだ年齢になったとき。
そろそろ作っておかないと…くらいなノリでした。
初めて試したタイミングで、見事妊娠。
あまりの簡単さ⁈確率の高さ⁈にビックリしました。
で、順調に月日が経ち、安定期に入ってしばらくして。
ある日の夜、出血して、救急車で運ばれて、翌日出産。
早産で、子どもを亡くすことになりました。
今なら、助かる週数です。
大学病院に初めからかかっていたら、救急車のなかで、受け入れてくれる病院を探すのに待つこともなく、超未熟児で出産しても助かったと思います。
当時の私は、アロマテラピーにはまっていて、助産院でアロマテラピーを取り入れ、自然な形で出産するのをモットーにしているところへ行ってたのでした。
まさか、早産なんて頭に一切ありませんでしたから。
ハイリスクな状況になると、助産院では対応しきれません。
救急隊員の方が、かかってる助産院に電話して、どうしたらいいか聞いてるようでしたが、どうにもできないと返されてるようで、隊員さんが困っていたのを今でも忘れません。
車で10分かからない、近くの都立病院がほんとに遠くて、心の中で助けて!と何度叫んだことか。
助産院は、助けてくれない。
都立病院も、なかなか受け入れてくれない。
本当に苦しい時間でした。
私の強い希望で、なんとか都立病院へ行けました。
ただ、そこの都立病院には、NICUがなく、出産してしまった場合に備えて、比較的近い大学病院に、当直医師が必死に連絡してるのも診察台に上がったまま、聞こえてました。
知識のなさすぎる自分を、後でほんと後悔しましたよ。
まあ、まさかが起きるなんて、本当に考えなかったですから。
このときの当直医師は、産科の専門ではなかったのですが、なんとか命が助かるよう尽力していただきました。
このときは、不運に不運が重なって。
ホントに、自分はついてないなーと恨んだものです…。
結局、大学病院もね、NICUが満床で、断られ、出産=助からないということが決まってしまいました。
もう、とことんついてない(涙)。
そして、翌日朝から陣痛が始まって、夕方に出産。
翌日に、葬儀屋さんが病室に挨拶と説明にきて、翌々日に、火葬して。
もうこの辺は、今でも辛すぎて、感情は書けない。
この後は、死を考えたり、自分をとことん嫌いになって、不安定になりました。
でもね、この出来事がきっかけで、自分がどんなに子どもを愛おしいと思っていたのか知りました。
子を失って、その存在なくしては生きられないとも分かりました。
それに気づかせてくれた。すべてに、感謝です。
妊活してると、流産とか早産とか死産とか、経験したくないことも、経験する可能性があります。
復活できないくらいに、その人にとっては重く、暗い、繊細な出来事。
深い傷を負った後は、子猫を育てている母猫くらいに過敏で、神経が高ぶります。
周りの人からの励ましなんて、素直に受け入れられないしね。
なんでも、噛み付いてしまう。
もちろん、他人と比較しまくるしね。
30歳で、妊娠して早産で子どもを亡くして以降は、ひたすら不安定な自分との戦いでした。
やっかいなことに、前向きで、元気なフリをしてたので、そんな自分にすぐに息切れ。
夫は、大変だったと思います。やっかいな奥さんでした。
自信持って、もう大丈夫と思えるようになった39歳まで、時間もお金も相当かかりました。
でもね、自分が成長するためにかかった分は、必要経費。
無駄はない。
時間もお金もかかったけど、その分今がある。
自分の人生にあきらめなくて、良かった。
もがいて、苦しんで、ドロドロネガティヴな自分を経験して良かった。
そう心から思っています。
人生のドン底を経験したとき、いかに自分が不器用なのか痛感します。
当たり前です、魂の成長のために、苦しい出来事が起きるのだから。
いっぱいもがくし、焦って訳分からなくなるし。。。
すべては、成長するための試験です。
しかも、自分が、自分に課した。誰のせいでもない。
その前提には、その試験にパスできるから、難問に立ち向かうということ。
ただ、苦しみの先には、その分ご褒美があるよ。
だからね、自分の人生にあきらめたらいかんよ^ ^。
今はね、宇宙からくるエネルギーの周波数も高いし、復活は早いはずです。
あ、ただ、自分次第なのだけど〜!