肌にもあるよ!オートファジーシステム | 正確な美容情報を見極めよう!エステティシャン・ranan三浦のブログです。

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臨床工学科後、治療ではなく予防学に惹かれエステティシャンに。役務・商品成績全国3位でもセット販売がお客様は大きな負担なのも否めなく、本来の予防学・美容として組織には矛盾を感じ、予防学・正しい美容の知識・情報共有を兼ねて「エステranan」をオープン。

こんにちは🌸
ranan溝の口、三浦です

ダイエットで認知度が高いオートファジー
細胞が自らの一部を分解して
リサイクルする現象のことです。
これを自食作用とも言いますね。

ただランダムに周りの細胞を
分解・再利用するのではなく、
ある一定の変性たんぱく質や
異常をきたしている部分を狙って分解する
「選択制」があることもわかってきました。

オートファジーは
ダイエットや瘦身といった印象が強いですが、
実は体だけで起きることではなく、
皮膚組織でも起きています。
肌では、どこでオートファジーが起きているか?
を見てみましょう。

肌のハリや弾力を保つための重要な要素である
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は、
線維芽細胞が生み出しています。

線維芽細胞はこれらを生産するだけでなく、
劣化した変質した細胞を分解し、
アミノ酸からまた新しい
コラーゲンやエラスチンを
リサイクルすることも担当しています。

オートファジー機能が低下すると、
新しく産生・再生できなくなります。
若いころは産生のほうが上回っていても、
加齢とともに逆転し、
分解のほうが上回ってしまうのです。

化粧品原料には、
線維芽細胞活性増殖作用を持つものもあります。

- FGF
(線維芽細胞増殖因子)

-ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11
(線維芽細胞の成分)

化粧品原料には、
オートファジーを活性化させるものもあります。

- トレハロース

- レグセンス(弱ったオートファジーを強化する)

- セルデトックス

線維芽細胞に着目したケアをしたい場合には、
これらの成分を含んだ製品を
選ぶと良いかもしれません。