一生付き合っていくであろう、水道水の肌への影響について。
今日から活用して頂きたいです
特に毎日の入浴
お肌にとってどの様な事が起きているのか…
お肌は弱酸性です。
市販されている石鹸やボディソープ、シャンプー等は弱アルカリ表記でも pH10辺り
入浴中の肌はアルカリに傾き易い状況です
肌フローラの回でもお伝えした様に、肌を弱酸性に保つ表皮ブドウ球菌は洗いすぎる事で流れていきます。
肌がアルカリに傾くと、悪玉菌であるカビ菌やアトピーの原因菌が繁殖し易く、バリア機能が低下した環境です…
入浴中は 洗浄剤+水道水 のダブルパンチを喰らってますね
これだけでは終わりません…
さらに 残留塩素 です。
キッチンの水道には、塩素対策の意識されている方は多いと思います。
水中の病原やウイルスなどが中毒を起こさないように殺菌され、家庭で清潔な水が蛇口をひねれば出てくるのは塩素で殺菌されているからです。
しかし、塩素はタンパク質を壊していきます…
入浴中、肌の角質も緩み、肌の水分が逃げていき易い、アルカリ性に傾き易き、バリア機も低下してさらに肌のタンパク質を壊される
何も対策をせずに入浴している時の肌の状況です。
多分、毎日こんな状況の方も多いですよね、
(※塩素がとっても悪い成分ではないんですよ、体内でも少なからず塩素は保持されていて、細胞間の電解質代謝、水分代謝に関わります)
ここからは 対策方法
家電量販店では、整水器という、酸性水からアルカリ水まで、pH調整水ができる機械が売られています。
価格帯は10万前後、私が以前に勤めていたエステサロンでは約60万ほど…
機械はフィルター交換、パーツの清掃等、メンテナンスをしないとやはり雑菌やカルキ等でも効果は半減しますよね…
メンテナンスが大変
でもこちらをきちんと使えるなら、確実に肌へのダメージは減るでしょう
整水器で弱酸性水は作れなくても、もっと手軽で簡単なのは 美肌ケア等を謳っている入浴剤の活用 です
大概、そう言った製品は塩素を中和させる効果が期待できます。
しかしその後、水道水シャワーで流したら意味がない…
シャワーも弱酸性水にするのは難しいですが、塩素除去シャワーヘッド があるんです
🔻は私が使っているもの。
ミラブルプラス
こちらは塩素除去と、髪の毛より細かいミストで洗浄剤をさほど使わなくても汚れを落としやすくしてくれます
塩素除去のフィルターは3ヶ月に一回の交換、日本の浴室であれば殆どのシャワーヘッドが交換できます
関西の方がミラブルの存在はご周知の様ですよね
【サロン価格40000円、ご参考までに】
そのほかにも今は塩素除去のシャワーヘッドも色々と出ていますね
そういったのもお肌の健康のため、活用するには良いアイテムだと思います
入浴後の肌、本来の弱酸性に戻るまで30分〜3時間程度かかると言われています。
個人差がかなりありますね。
殆どの化粧水は弱酸性です、
特に皮脂が気になる方、アルカリに傾きがちな方は
クエン酸、乳酸、リン酸
などの表記を意識して化粧品を吟味していくのも良いかと思います
また、入浴以外での洗顔は、私はキッチンで洗います。
これも塩素を避けるため…
ちょっと抵抗があるかもしれませんが、キッチン洗顔もオススメですよ
酸性水はハードルが高くても、塩素を避ける意識は是非取り入れて頂きたいです
最後まで読んでいただきありがとうございます