コメントを頂きました。実はこのお悩みを抱えている方はわりと多いのでお答えしてみます。勇気を出して聞いてくださってありがとうございます^^

 

らんさん、はじめまして。数ヶ月前から、ブログを楽しみに読ませて頂いています。初めてのコメントでこんな質問でごめんなさい。私は産後3年経つのですが、いまだ膣の緩みに悩んでいて(多分、もともと緩いほうなんだと思います…)、膣トレグッズなんかも買って試しているのですが、ハッキリとした効果を感じられません。これって、もしかして潜在意識とか関係ありますでしょうか。単に筋肉の問題でしょうか。妊娠中のかたに、突然、妙なコメントで申し訳ありませんでしたm(_ _)m

 

実際りりさんのお体がどうなっているのかは、詳しく聞いてみないと分からないので一般的なお話を交えながらお話します。結論から言うと、多くの女性が抱えている(私緩いんじゃないかしら)という不安は「気のせい」なことが一番多いです。

 

 

締まりが良い=名器

締まりが悪い=ダメ

 

 

男性も女性も、緩い=ダメって信じている人が多いです。でも、膣は緩くて良いんですよ。私の膣も、指4本ぐらい平気で入ります、濡れていれば。その気になれば拳も入る。(入れる側だったのでプレイでは入れたことはないけど、笑)緩いというより柔らかいんですよね。

 

 

 

膣は緩くて良いのです。女性の膣は感じていく過程でふわっと柔らかく温かくどっちかと言うと緩くなっていきます。だから、いやそのサイズは人としてどうなの・・・、っていうお相手様を目の前にしたとしても(笑)感じることで気持ち良く受け入れることができます。女性は本来、柔軟だから。

 

 

 

感じていくことは、振動が変化し周波数が変化していくこと。ボーリングの球と、ドッヂボールの球。どちらが振動しやすいでしょうか?硬いものと柔らかいもの。柔らかいほど感度はあがります。

 

 

 

”多分もともと緩い方” だと仰っているので、過去パートナーさんに言われた経験があったり、偏った知識を取り入れてしまったり。女性は、同性同士で性的な情報を交換することがあまりないので、一度でも(私緩いのかな)って不安になると、もうそうとしか思えなくて自信がなくなっちゃいますね。

 

 

 

膣のコンプレックスは根っこの劣等感とも繋がり、第一チャクラ・第二チャクラが弱っていきます。自分の選択に自信がなかったり、決められなかったり、人の意見に振り回されたり「自分と繋がっていない感覚」に悩まされることが多いでしょう。

 

 

 

りりさんが、私宛の短いコメントの中だけで、二回もごめんなさいって言っているのも、普段からの癖でしょう。「自分は迷惑な存在だ」「役立たずだ」何かネガティブな思い込みが、りりさんを苦しめているような気がします。

 

 

 

今、膣が気になっていて、デリケートな問題なのに、勇気を出してコメントくださったっていうことは、自分と繋がりたいという欲求が募っているということです。とても素敵。しかもたまたま私が返信したい時期だったという!(スルースキル高いのでレアかも!笑)

 

 

 

この問題だけに始まらず、不安と劣等感が強い気がするので、どんな問題を感じていたとしても、良くなっていくんだ、気づきのために良いことが起きているんだ、と意識を変換してみることは大切です。それを踏まえて、もう少しご説明します。

 

 

 

確かに産後は一時的にかなり緩くなります。赤ちゃんの頭が出てきますからね。そら広がりますよね。普通です。それでも出産することで膣は伸びて柔らかくなり血の循環もよくなり感度は格段にあがります。天音らん3度の出産を経てどんどん気持ち良くなっていますよ。

 

 


「気のせい」も多分に含まれているとして・・・でもそれだけではなく、物理的に膣の状態が戻っていない場合。確かに筋肉の問題なのですが、膣の筋肉だけが問題ではありません。鍛えるまで必要ないんですが、体幹を意識する必要があります。

 

 

 

赤ちゃんを抱っこして授乳していると、どうしても肩が内側に入って猫背になってしまいます。猫背になるとお腹が丸まり、腹筋や背筋が弱っていき、骨盤の位置も戻りません。

 

 

 

ここまで説明きくともう大パニック。ライ⚪︎ップ行かなあかん感じに思えてきます(笑)添い乳するなとか授乳クッション使えとか言われても無理だし!確かに肩こりもひどいけど・・・でもでもでも!事件は現場で起きてるんだー!みたいな状況。お母さんって、ほんと大変ですもの!

 

 

 

膣が戻っていない気がするなら、鍛えることは横に置いて、膣に集中できない行動パターンを少しずつ変えていくのです。膣に集中できない時というのは、自分を犠牲にしている時。膣を愛する時間を過ごしてください。おすすめはもちろんひとりエッチ❤️

 

 

 

産んでからまだ3年しか経っていないのであれば、まだまだ「気をぬくと勝手に無理しちゃう時期」。気をぬくと、自分のためではなく、まわりのために動いてしまいます。母親の役割というのは、それぐらい自動的に子を守ろうと動いてしまうので、子を守ると同時に、自分を守る思考を作っていくことが大事です。

 

 

 

知っている私でさえ、ものすごく気をつけないと、産後半年は自分を優先できませんでした。すぐ命を削ってしまうんです。知らなかったら、延々と削り続けます。そしてその分、自動的に反応してくれない旦那が憎くなっていきます(笑)

 

 

 

私がしんどいのは全部あいつのせい。私たちが母や時代から刷り込まれた呪いも関係しますが、無意識のうちに毎秒書き込まれていく産後のデスノート。どんな時期よりもものすごい質量で蓄積されて、今後の夫婦生活10年20年30年(笑)影響します。できるだけ早いうちに自分からのSOSに気づいてあげてください。

 

 

 

たとえ旦那様が育児を手伝ってくれるタイプで、旦那のせいだって思っていなくても、育児の責任者が母親だけの場合、命の重みをひとりで抱えるという超ストレスに無意識に苦しんでいる場合も多いです。自分に自信がない人ほど、子どもをパートナーに渡せずに独り占めしてしまうからです。

 

 

 

このように膣トレの本質は、膣を締めることではなく自分を尊重することにあります。少しでも思い当たるところがあれば幸いです。ひとりエッチをおすすめした理由は、膣を鍛えるということは、イクための筋肉を育てるということだからです。快楽とセットしないと私たちの行動は続きません(笑)

インナーボールっていう、膣トレの器具。可愛いしボールがコロコロ動いて楽しい。購入時の説明には「締めることで骨盤底筋を鍛える」と書かれていると思いますので、おしっこを我慢する時のように、できるだけ締めること=膣トレのように思いがちですが、本当は「意識すること」に効果があるのです。こんなもん入ってたら、嫌でも意識しますもんね(笑)>膣

 

 

 

膣を意識するということは、自分だけの感覚に集中するということです。食べたいもの、飲みたいもの、行きたいところ、家の中で座っていたいのか寝転がっていたいのか、小さな不快を見逃さない練習をするということ。快楽とセットすれば続きます。

 

 

 

膣を意識できなくても、とにかく自分の感覚に集中する時間を少しずつ取り入れれば、猫背もしんどいから、体を伸ばしたくなるし、もっともっと呼吸したくなるものなんですよ。本当の本当はもう体が限界だから。それを忘れてしまうぐらい育児や家事に追われて外側ばかりになっていたりするものなのです。

 

 

 

ひとりえっちでは、感じるとどんな風になるのか、イク時にはどこに力が入るのか、まずは色んなことを知ってあげてください。ゆっくり愛撫して感じさせてあげて、素敵なオーガズムを感じられるようになると、膣壁が充血して厚くなり勝手にぎゅうっと締まることを体感できるはず❤️

 

 

 

締まりが良い=名器、なんてのは誤解ですからね。締まりが良い=感じている状態。膣トレの代わりに、自分で自分を感じさせてあげる練習をしてくださいね。感じている女性はとても美しいです。

 

 

 

すべての男性と女性に、りりさんの勇気という愛が届きますように。

 

 

 

(天音らん)

 

11月18日(土)大阪

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