本日は1日限定(多分)の単元。


タイトル通り


「職場での安全と健康管理」


である。



この単元はイタリアで働く場合には必ず受ける義務があるらしい。これは雇用側が管理していないといけないそうなので働く側が受けていないからと言って罰則を受ける事にはならない。


受講時間は職種によって違ってくるが、会計士だと一番危険度の低い4時間で大丈夫だ。他には8時間と12時間があって現場で建築関係の仕事や車の修理工などは危険度が一番高い12時間のコースを受けないといけない。


一回コースを受講すると受講日から5年間の有効だ。つまり5年ごとに講習を受けて更新しなくてはいけない。


講師の先生は南チロル人のイタリア語を話す人だった。


まあコースの内容からそこまで突飛な話があるわけでもないので、決められたルールや法律などをわかりやすく説明された。


この先生の話し方もベースがドイツ語なので余計な装飾が一切ないので非常にわかりやすかった。昨日のマシンガン先生はもう人生劇場的な雰囲気で会計の話をされるので、どこまで理解しないといけないか皆目検討がつかないが、今日の先生の話はそういう心配も一切なかったのが幸いだった。



なんというかクラスの子達も久しぶりのまともな授業に落ち着いて聴講していた気がする。


しかし休み時間は相変わらず今月のとんでもない受講スケジュールとインターン先の話でもちっきりである。


とうとうチューターの人を呼んでスケジュールの度重なる変更の件とインターンで200時間割り当てられている時間の消化が行く企業によって終業日が変化して来ることに焦点が置かれた。


特にインターンに関しては家庭の事情で日に4時間しかできないが、当初聞いていた終了日までにこのペースだと終了できないので経済的問題が発生してしまうという受講生がおり非常にシリアスな空気になった。


コース説明の際に、受講途中で経済的問題が起こる可能性も十分あるので、その時は遠慮なく気がついた時点で必ず相談してくださいと前受け持ってくださっていたチューターさんから説明があったのだが、今のチューターさんはそこまで気が回らずで対処不十分になっており


「このコースやめて今すぐ仕事探さないといけない…」



と落ち込んでる。とても大人しい子なのでコースへの受講受理をした限りはちゃんとサポートしてあげてほしいと思う。



明日はダイバーシティなので先生もきちんとされているから授業自体で荒れる事はないだろうが、佳境に入ってきてお互いの皺寄せ具合が果たしてどのような方向にいくのか、色々気になるところである。





母から椿油と自家製梅干しが送られてきた。

箱開けたら梅干し臭全開やった。




大陸の乾燥にもバッチリ!



🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。





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