こんばんは
木曜日に夫の胃ろうの手術が無事終わりました
夫は手術の時は全く覚えていないようでした。
ある意味良かったです
鎮静剤が効いて眠れたのでしょうね
手術が終わった当日に副院長(神経内科の先生です)や担当医、あと若い先生や看護師さん8人位での回診がありました。
よくテレビで見るような光景です。
夫に質問してボードで会話し、その後よく見るハンマーのようなもので、あちこちを叩きながら、小声で他の人達に説明をし、頷くような仕草をしていました。
私達に聞こえたらマズイ事を言っているのかな‥‥と解釈してしまいました。
確かに反射や亢進があったし、これから先の事をクヨクヨ考えている自分が嫌になってしまい‥‥
ALSだからきっと回診もあったんだろうなぁ。
進行性だからどうなっていくんだろう?
‥‥と
本当にこういう思考回路の自分が嫌になります
手術が終わりホッとしていたにもかかわらず、私は何かしら不安を覚えて家に帰りました
勿論夫の前ではいつものように振る舞い、まだ痛そうだったので、心配しながら「また明日来るね〜」と言って帰りました。
でもやはり気分が落ち着かず、夫の近しいある人に早速メールをしました。
そのある人は看護師を何十年もしていたり、看護学校の先生もしていたので、ALSになってからは特に頼りにしていました。
そしてとっても苦労してきた人です。
私が思っていた内容をメールで話すと返信が来ました‥‥
(以下、メールでの大体の内容です。勿論全文は載せていません)
『回診は大きな病院では行う事だし、〇〇(夫の事)にとって必要な診察をしています。
不安は払拭して下さい。分からない事は担当医に聞いて下さい。
家族が不安、動揺を引きずったままだと患者本人は家族に済まない、申し訳ないと思っています。
悲観的になることにメリットはありません。
今まで懸命に働いてきた主が安心して治療が出来るような環境を家族が協力して作って行くことが大切です。
主観的な感じ方はあまりプラスには繋がらないし、前向きになりません。
自分に力を注ぎ自信を持たせられるのは自分しかいません。
〇〇さん(私の事です)の事を一番頼りにしています。
〇〇さんはちゃんと判断が出来る人だと思っていますから頑張ってほしいです。
これからもよろしくお願いします。』
との内容でした。
その言葉で気持ちが本当に晴れて、その後もメールのやり取りをして、私の気持ちが変化した事をとても喜んでくれました。
とても話しやすくて頼りにしている人です。
本当にありがたい存在です
霧がサッと無くなった様なそんな言葉でした
現在、夫は入院中ですが、もう次の日から胃ろうの注入の練習をしてます。
痛くないのかなぁと怖かったけど、大丈夫でしたよ
これでやっと栄養を補給出来ると思うとすごく安心出来るなぁとホッとしました
今日も面会に行きましたが、 頬のやつれが少しふっくらした様な気がしました
読んで下さりありがとうございました