これは同性同士の恋愛を妄想したものです。それでもOKな方は下へスクロール。
駄目だと分かっているのに。
体を重ね合うのは何故?
「今日、女の子つかまりそーにねーな」
「ふーん不発かメール」
綾部の女遊びなど興味はないが、とりあえず返事をする。
こっちは新刊で忙しいのだ。
楽屋で寸暇を惜しんで読むほどに。
「なぁ来るだろ?」
「行かへんわ」
「お前に断る権利なんてねぇーんだよ」
「何でや」
「お前は俺のだろうが」
本から顔を上げて綾部を見る。
本気で言っているらしい。
「ちゃうわ僕は僕のもんや」
「じゃあ逃げろよ俺から」
「逃げる?」
「こうやって…」
綾部が僕の手を掴む。
それを上にひねり上げた。
「いっ…たっ」
顔を歪めているとキスされた。
舌が侵入してくる。
こんな風にされたら抗えないに決まってる。
だからって僕は綾部のものじゃない。
綾部のものになれない。
なりたくったって、なれない。
本命じゃないのに。
恋人になれる訳じゃないのに。
体を重ね合うのは何故?
分からないまま、たぶん今夜は綾部の部屋にいる。
深夜に起きて、何も無い暗闇を見つめて『何故?』と、問いかけるだろう。
本を読むのも忘れて。
駄目だと分かっているのに。
体を重ね合うのは何故?
「今日、女の子つかまりそーにねーな」
「ふーん不発かメール」
綾部の女遊びなど興味はないが、とりあえず返事をする。
こっちは新刊で忙しいのだ。
楽屋で寸暇を惜しんで読むほどに。
「なぁ来るだろ?」
「行かへんわ」
「お前に断る権利なんてねぇーんだよ」
「何でや」
「お前は俺のだろうが」
本から顔を上げて綾部を見る。
本気で言っているらしい。
「ちゃうわ僕は僕のもんや」
「じゃあ逃げろよ俺から」
「逃げる?」
「こうやって…」
綾部が僕の手を掴む。
それを上にひねり上げた。
「いっ…たっ」
顔を歪めているとキスされた。
舌が侵入してくる。
こんな風にされたら抗えないに決まってる。
だからって僕は綾部のものじゃない。
綾部のものになれない。
なりたくったって、なれない。
本命じゃないのに。
恋人になれる訳じゃないのに。
体を重ね合うのは何故?
分からないまま、たぶん今夜は綾部の部屋にいる。
深夜に起きて、何も無い暗闇を見つめて『何故?』と、問いかけるだろう。
本を読むのも忘れて。