これは同性同士の恋愛を妄想したものです。それでもOKな方は下へスクロール。










肩ごしに見た月は綺麗だった。
月が綺麗ですね。

綾部には理解してもらえない。
繊細な感情を彼は理解してくれた。
意外だった。

「又吉くんは繊細なとこあるよね」
「そう言うの徳井くんくらいやで」
「皆、見る目が無いんじゃない?」
「そうかなぁ〜」


徳井くんと不倫関係にある。
今のところ、誰にもバレてない。はず。
今日は僕の部屋に徳井くんが来ている。

頭を撫でられ、キスされた。
いつも優しく甘い。
だけど、その後は激しい。
息が苦しいほどに。

「徳井くん…苦しいぃっ」
「こうされるの、好きでしょ?嫌なら蹴り飛ばしなよ」
「できな…ぃ」

触れられれば、抵抗なんてできない。
背筋を通る何かが脳に届く。
震える。

彼の肩ごしに月が綺麗に浮んでいる。

「月が…綺麗だよ。徳井くん」
彼が振り返って窓を見る。
「ほんとに月が綺麗だね」

暗号みたいに呟き合う。
またキスが落とされる。

彼を愛しているのは、許されないこと。
でも止められないのだ。
会えない日は寂しくてたまらない。
会える日は
嬉しくて堪らない。

月が綺麗ですね。
月が綺麗だね。

呟き合う暗号は2人だけの秘密。