これは同性同士の恋愛を妄想したものです。それでもOKな方は下へスクロール。










お前は優しすぎる。
ファンに付きまとわれても、それを受け入れてしまう。。

「最近、女の人よう会うねん」
「まさか同じ人じゃないよね」
「うん。同じ人」
「や、それはストーカーじゃないの?」

吉村が又吉の話に震えている。
普通、怖がる。
でも又吉という男は、それすら受け入れてしまう。

「おい、またかよ!」
「またって、祐さん前にもあったの?ストーカー」
「コイツわりと狙われやすいんだよ。断らないから」
「それは断ろうよ」

う〜んと又吉が唸り
「無視したりするの可哀想やん」
と言った。

甘いというか。
優しすぎるというか。

「でもストーカーは危ないでしょ!」
「綾部が守ってくれるから大丈夫」
「好きで守ってるんじゃねーよ」

本音を言えば好きで守ってる。
好きだから守ってる。

その日の帰り道、バイクで又吉を送った。
マンションの前に女がいた。
あの女か。

2人ともヘルメットを外した。
「綾部ありがとうな」
「おい、アレか付きまとってるの」
「うん。オバケより怖いで」
「こっち向け」

又吉がこっちに来ると、顔を寄せてキスした。
女に見える様に。
大抵の女には、これが効く。

あの女は驚いた後、早足でその場から逃げた。
これで今回は大丈夫だろう。

「ぷはぁ…綾部、長い」
「しようがねーだろ、撃退するためだ」
「綾部、戦隊モノみたいやね」
「今度は女を拒めよ」
「う〜ん頑張るけど……綾部、助けてくれなくなるやろ?寂しいやん」

そんな理由で?
何コイツめっちゃ可愛いんだけど。

「顔下げろ」
「ん?あい」
「ストーカーがいなくても守るから安心しろ」

唇を重ねた。
又吉が安心したように笑った。

何があっても守るよ。
お前は大切な相方だから。
いや、それ以上?

とにかく守るから!
笑ってろ!
その笑顔が好きなんだから。