これは同性同士の恋愛を妄想したものです。それでもOKな方は下へスクロール。










最近、又吉の様子がおかしい。
俺を見る時、目が泳ぐ。
だから聞いてみた。

「俺に言うことない?」
「何?」
「いいから、言ってみ」
「だから何やの?」

眉間にしわ寄せて俺を見る又吉。
絶対、いつもと違う。

得体の知れない感情に支配される。
俺は又吉の腕を引っ張って、抱きしめた。

腕の中で又吉が動いているが、離す気は無い。

「止め…「嫌だ」

思いのほか強い声で、言ってしまった。
もう止めようがない。
この感情を。

又吉の動きが止まったと思ったら、肩口が濡れてる。

泣いてる?
できるだけ優しく背中をさする。


なんで?
俺のせいか?

こんなに好きなのに。
うまく伝えられない。
いつもは饒舌な口が上手く動かない。

時間があるから惜しみなく彼に注ぎたい、愛情を。

いつかお前が幸せだと笑ってくれる日まで。