女将「ほな、すまんの組合長」
組合長「かんまんかんまん、ええもん見せてもろうたしな」
一馬「これから、よろしくお願いします」
組合長「たのむでよ、ほな帰るわ。健太帰るぞ」
健太「あ、うん。又遊びに来るけんな」
座敷わらしに向かって言う健太
ざ「待ってるよ!またね」
去っていく組合長と健太
女将「ありがとうな」
なながひとみに
なな「ねえ、あの子だれに向かって言ったのかしら」
ひとみ「えっああ」
なな「それより、安心したらお腹空いちゃった。女将さん、なんか食べるものありますう?」
驚くみんな
ざ「いいキャラクターだなぁ」
女将「なんでもあるでよ!ほな、奥に行こうか?」
なな「はーい」
去っていく ななと女将
ざ「とりあえず、よかった」
一馬「いや、それよりあんたは噂の」
ひとみ「座敷わらし」
ざ・一馬「なんでそれを」
ひとみ「私がここに来た本当の目的は、あなたなの~」
ざ「おいら?」
一馬「物好きな」
ひとみ「SNS仲間が、ここで座敷わらしを見たって上げててね、座敷わらしは子供にしか見えないって言われてるけど、もしかしたら会えるかなって」
ざ「そういやぁ、あんたは時々見える体質だしね」
一馬「子供にしか?でも見えるけど、おばあちゃんにも見えてたけど」
ざ「見える人には見える、信じる人にも見えるから」
一馬「なるほど」
ざ「こいつ、ちょろいな」
一馬「え?」
ひとみ「まあ、これからもここは続いてくんだし、また会いに来てもいいかしら?」
ざ「おいら?」
ひとみ「ウンウン」
ざ「おおよ!こいつ鍛えとくから」
女将がやって来る
一馬「ええ」
女将「食事の用意出来たでよ、みんな早よおいで」
ひとみ「あ、女将さん。じゃあ頼んだわよ」
座敷わらしに言って、去っていくひとみ
女将「なに話とったん」
ざ「あのこ、座敷わらしって分かってたみたい」
女将「ほうじゃろのう」
一馬「やっぱりおばあちゃん見えてるんだね。あの人が見えてる事も分かってたの?」
女将「うちはここに嫁に来たときから見えとったわ。それに、あのひとみさんは自分で霊感あるって分かっとるし、連れて来とったからのう」
ざ「うん払ってあげたよね、月が~でたでた~って」
一馬「は?連れて?払った?月が出た?いや聞かない方がいい気がする。とりあえず、いやガッツリよろしくお願いします」
ざ「任せとけ」
女将「これ!」
ざ「だって、ここが好きだからずっとここにいたいんだ。女将さんの笑顔も大好きなんだ、だから三人で頑張ろう」
三人、手を繋ぐ
女将「頑張ろうな。あれ、誰か一人忘れとるような」
一馬「え?誰」
ざ「そういやぁ誰か」
三人で「あ、あやめさん」
幕