月の船 8加筆訂正 | 「山あり谷あり笑いあり」らんのblog

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インドアなのに司会やイベントに参加する方向音痴不思議さんの日々を綴ったり、小説や詞を書いたりする迷走系ブログ❗️時折、失踪してblog更新怠ります
再編集投稿の小説は「小説家になろう 名月らん」で検索よろ❗️
なおTwitter・Facebookは、しておりません。m(__)m

ヒナコ「あんた何てやつなの!!
あんた達のせいで、あかりの片方の耳は聴こえなくなったのよ!」


トキオ「だから、やったのはやつらで俺は秘宝の封印をとく方法が知りたかっただけ、手は出してないだろ」


ヒナコ「同罪よ!この逆恨みやろう」


トキオ「どうでもいいけど、もう五芒星書けたから、あかりお前が真ん中に入ってこの文字を書くだけだ、さっさとやれよ」


シンジ「トキオ、たぶん秘宝は手にはいらない」


トキオ「はあ?いまさら惜しくなったってか」


シンジ「違う、この模様は」


あかりが、なかに座り地面に書き出す


あかり「これは封じ込めの印だから」


一面が真っ赤に染まる、眩しがるみんな
赤いライトの中、女性が赤い玉髄を持ちあらわれる

トキオ「あっあれが、あれが玉髄か?」


飛びかかるトキオ、女性が腕をふわりと動かす

パシッと跳ね返される

シンジ「トキオやめろ」

トキオ「何をしやがった❗️まだそんな力が残ってたのか」

あかり「母さん」

トキオ
「もうすぐ蒼玉の封印も解ける!二つが揃えば最強だ。よこせ

何度も飛びかかるトキオ、跳ね返される

シンジ「やめろ❗️トキオ」

トキオ「うるさい」

飛びかかろうとするトキオ、稲妻が落ちる

ドドーン 

黄色の光が広がる

あかり、ヒナコ「きゃー」

目をつぶるみんな

トキオ「ウッ、うわぁぁぁぁぁあ~」


トキオの叫び声、トキオが狂ったように暴れている

ヒナコ「トキオ‼️」

女性「ありがとうこれでいい、ゆっくり休めるわ」


トキオに絡み付いたいくつもの光の糸
を引きずり、女性はトキオをつれていく

トキオ「はなせーはなせー」

あかり「母さん待って、トキオさん」

トキオ「うわぁ~」

消えていく

ヒナコ「何が起こったの?」


シンジ「たぶん一緒に封印されたんだ」


あかり「どうしよう、あそこって真っ暗だよね、トキオさん暗いの嫌いなのに」


ヒナコ「あんたバカ?あいつのせいでお母さんはあんな姿になったんじゃない!!
そんなやつの心配なんかしなくていいのよ!!」


あかり「でも、トキオさんも独りぼっちで寂しかったんだと思うの。
お父さんが亡くなってお母さんまで

だってね、復讐なら誘拐したとき私を殺すことが出来たはずでしょ」


ヒナコ「あかり」

シンジ「そうだね、結局殺せなかったんだ。
警察に連絡したのはトキオかもしれない、
あまりの姿に見かねたんだ」


ヒナコ「なんでよ、なんで二人とも優しすぎるわよ」


あかり「私はトキオさんを信じたいの、間に合うかわからないけど
トキオさんを呼び戻す」


シンジ「ああ、できる?」


あかり「出来ると信じる」


シンジ「分かった、あかりの好きにするといい」


あかり「うん」


あかり、祠に手をあてる


青色のライト、稲光

ヒナコ「ギャー」

シンジ「ヒナコさん大丈夫だから」

ヒナコ「わっ分かってるわよ」

あかり「…」

文言を呟く、サーと風の音でライトがもとに戻る。
トキオがフラフラと現れ倒れ混むあかり

シンジ「あかり」

支えるシンジ、トキオを見つけ駆け寄るヒナコ

ヒナコ「トキオ、しっかり歩きなさい」


トキオ「なんで俺はあの時」


あかり「お帰りなさい、トキオさん」


シンジ「お帰りトキオ」


トキオ「なっ」


シンジ「居たくもない施設でやりたくもない家族ごっこ…でも
本当はずっと続けたかった、今までの事を
後悔してたんだろ」


あかり「トキオさんの話を聞きながら、もしかしたら償いをするためにここに来たんじゃないかって思ったの、
違うかな?」

ヒナコ「ちょっと!なに言ってんのよ」


あかり「そうなんでしょ」


トキオ「お人好しだなお前ら、俺もか…
あの女
が死んだって知ったのはお前を誘拐した後だった。
なんかむなしくなってもう終わりだと思い倉庫に行ったら、お前がぐったりとしてて慌てて医者につれていった。

でも怖くなって、仲間もなんもかんも捨てて俺は逃げたんだ」


シンジ「でも、あかりが無事でいると知って施設に来たんだろ」


トキオ「顔を覚えられていたらって、不安だったけど」


ヒナコ「あかりはその時の記憶をなくしていた」


トキオ「ああ、ホッとしたんだ本当に」


あかり「ありがとう助けてくれて」


トキオ「俺はお前の母親を」


あかり「でも、
おいて逃げることもできたのに私のことを助けてくれた。裏切った事が知られたら、トキオさんの身が危ないのに」

トキオ「それは」

あかり「本当は凄く優しいのよね」

トキオ「一緒に暮らしていて、すごく…すごく幸せだった。本当に楽しくって」


あかり「だったら、これからも一緒にいればいいじゃないですか、
トキオさんが嫌じゃなければ

ヒナコ「あかり」

シンジ「おれはいいと思うけど、トキオどうする?」


ヒナコ「あんたたちは…仕方がないわねトキオ帰ってらっしゃい」


トキオ「
お前らどんだけお人好しなんだよ…俺は」

ヒナコ「いいのよ、それでいいって言ってるんだからツベコベ言わないの」

トキオ「本当にいいのか?」


シンジ「他に行く所なんてないんだろ」

トキオ「でも」

あかり「トキオさんがいないと、寒い冗談も聞けなくなってつまらないよ、だからお願い」

ヒナコ「そうね、でも今まで騙してた分働いてもらうから覚悟しなさい」

トキオ「ああ…ありがとう」